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共通テスト 予想問題集おすすめ【2027年度】河合・駿台・Z会・代ゼミの違いと使う順番

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共通テスト 予想問題集おすすめ【2027年度】河合・駿台・Z会・代ゼミの違いと使う順番

2027年1月の共通テスト向けの予想問題集は、科目別の「実戦問題集」と、全教科1回分をまとめた「予想問題パック」の2種類に分かれます。科目別は河合出版の『共通テスト総合問題集』(黒本)、駿台文庫の『共通テスト実戦問題集』(青本)、Z会の『共通テスト実戦模試』、代々木ライブラリーの『大学入学共通テスト実戦問題集』が2027年版として刊行されています。

(2026年10月更新) 本記事は、河合出版・駿台文庫・Z会・代々木ライブラリー・東進ブックス・旺文社の公式サイトと、大学入試センターの「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」をもとに作成しています(価格は税込、2026年10月16日確認)。入試情報は公開情報/大学公式をもとに作成しています。最新情報は必ず大学公式でご確認ください。

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共通テストの予想問題集にはどんな種類がある?

共通テストの本番形式の問題集は、「過去問題集」「科目別の予想問題集(実戦問題集)」「全教科1回分の予想問題パック」の3種類に分けると選びやすくなります。予想問題集は、予備校や出版社が本番の形式に合わせて作成したオリジナル問題(過去の模試の問題を含む)を収録したものです。

種類

中身

2027年版の例

過去問題集

過去の共通テスト・センター試験の問題

河合出版『共通テスト過去問レビュー』、Z会『共通テスト過去問 英数国+情報Ⅰ』

科目別の予想問題集

1科目につき予想問題4〜6回分(本試験の過去問を併録するものが多い)

黒本、青本、Z会『実戦模試』、代ゼミ『実戦問題集』

予想問題パック

全教科の予想問題1回分をセットにしたもの

河合出版『対策問題パック』、駿台『青パック(市販版)』、Z会『予想問題パック』

駿台文庫の編集部の説明によると、情報Ⅰは2025年に新設され、2026年が2回目の実施でした。新課程の科目は本試験の過去問が少ないため、本番形式の演習量を補うには予想問題集が役立ちます。

科目別の予想問題集は何が違う?【2027年版】

4社の科目別の予想問題集は、収録回数と価格に違いがあります。収録回数が多いのはZ会『実戦模試』(英数国は6回)、価格が安いのは代ゼミ『実戦問題集』(770〜1,100円)です。

書名(2027年版)

出版社

予想問題の回数

併録の過去問

価格(税込)

2027共通テスト総合問題集(黒本)

河合出版

5回(全統模試)

2026年本試験

1,595円(理科基礎は1,155円)

2027-共通テスト実戦問題集(青本)

駿台文庫

5回

2026年本試験+追試験

1,760円(理科基礎は1,430円)

2027年用共通テスト実戦模試

Z会

英数国6回、理科・歴史5回、地理・公共政経・情報Ⅰは4回

2026年本試験ほか(巻により異なる)

1,320〜1,760円

2027大学入学共通テスト実戦問題集

代々木ライブラリー

5回(理科基礎は各4回)

2026年本試験

770〜1,100円

各社の公式の説明をもとにした特徴は次のとおりです。

  • 黒本(河合出版):河合塾の「全統共通テスト模試」「全統プレ共通テスト」などを収録した問題集。河合出版の公式サイトでは「試験前の総点検に最適」と紹介されている
  • 青本(駿台文庫):駿台のオリジナル問題を収録。公式FAQでは、基礎的な問題だけでなく「本質的な理解を問う問題」まで入っていると説明されている。重要事項をまとめた「直前チェック総整理」付き(英語リスニングを除く)
  • Z会『実戦模試』:オリジナル模試のマークシートをスマホで撮影すると自動採点される「学習診断サイト」が使える(2027年5月30日まで)。国語は「90分・5題の新課程形式」に対応している
  • 代ゼミ『実戦問題集』:代々木ゼミナールの模擬試験などから良問を選んだ予想問題5回分(理科基礎系は各4回)。英語はリーディングとリスニングが1冊になっている

刊行されている科目は出版社ごとに異なります。たとえばZ会の2027年用『実戦模試』の一覧には、物理基礎・地学基礎・地学・公共,倫理・『地理総合/歴史総合/公共』の巻がありません。黒本・青本・代ゼミの一覧にも、地学と『地理総合/歴史総合/公共』の巻はありません。買う前に、自分の受験科目の巻があるかを公式サイトで確認しましょう。

予想問題パックはどれを選ぶ?

予想問題パックは、全教科の予想問題を1回分ずつまとめた問題集で、本番と同じ時間割で通し演習をしたいときに向いています。主な市販品は、河合出版・駿台文庫・Z会の3種類です。

書名

出版社

刊行

価格(税込)

公式の主な説明

2027共通テスト対策問題パック

河合出版

2026年10月1日発売

1,760円

7教科の共通テスト予想問題。マークシート・自己採点表付き

2027-実戦パッケージ問題 青パック(市販版)

駿台文庫

2026年9月刊行

1,980円

各科目1回分の新作予想問題。他の共通テスト対策書籍と問題の重複なし

2027年用共通テスト予想問題パック

Z会

2026年10月発行

1,870円

全教科1回分の模試タイプ。学習診断サイトで採点・比較ができる

河合塾の「K-パック」や駿台の「青パック〔高校限定版〕」「パックⅤ」は高校(学校)向けの商品で、個人向けには市販されていません。学校で配られることがあるので、市販のパックを買う前に、学校で同じ問題を解く予定がないか確認すると重複を避けられます。

駿台『青パック(市販版)』の収録科目には、地学と『地理総合/歴史総合/公共』が入っていません。河合出版『対策問題パック』の公式の科目一覧には、どちらも含まれています。

予想問題集はいつから・どの順番で解く?

予想問題集は、過去問で共通テストの形式を一度確認してから解き始め、直前期に予想問題パックで仕上げる流れが基本です。駿台文庫とZ会は公式サイトで使う順番を示していますが、「何月から」という時期は示していません。

段階

駿台文庫が示す流れ

Z会が示す流れ

1

青本の「過去問題」で形式と自分の立ち位置を確認

『過去問 英数国+情報Ⅰ』で敵を知る

2

短期攻略シリーズで苦手分野を補強

『ハイスコア!共通テスト攻略』で準備

3

青本の「予想問題」5回分に挑戦

『実戦模試』で実戦演習

4

直前期に『青パック』で仕上げ

『予想問題パック』で総仕上げ

どちらも過去問で形式を確認してから予想問題に進み、最後に全教科のパックで本番どおりの通し演習をする流れです。なお、Z会『実戦模試』の各巻は、オリジナル模試で実戦力を養ったあとに、収録の本試験の過去問で実力を確認する構成です。

過去問を始める時期と年数の目安は「共通テスト過去問はいつから?何年分・正しい使い方」で解説しています。

予想問題集の効果を上げる解き方は?

予想問題集は、本番と同じ試験時間で解き、自己採点のあとに間違えた問題を解き直すことで効果が出ます。点数そのものより、時間配分と解く順番の作戦を固めることが目的です。

  1. 解く前に、大問を解く順番・難しい問題への対処・時間配分の作戦を決める(駿台文庫の公式サイトで推奨されている手順)
  2. 本番と同じ試験時間(国語90分、英語リーディング80分、数学①・数学②各70分、情報Ⅰ60分など)で解く
  3. マークシートに解答し、自己採点をする
  4. 解説を読み、間違えた問題と時間が足りなかった大問を解き直す
  5. 2回目以降は、1で立てた作戦を修正して次の回に臨む

駿台文庫は過去問の解き方として、まず時間を計って解き、解ききれなかった問題はそのあと時間無制限で解いてみる方法を勧めています。予想問題でも同じ方法が使えます。

予想問題集を使うときの注意点は?

予想問題集を使うときは、問題の重複、難易度の違い、得点の受け止め方の3点に注意します。

注意点

内容

対策

問題の重複

Z会は「過年度の『共通テスト 実戦模試』シリーズと掲載問題に一部重複があります」と公式に記載。代ゼミの2科目版(化学基礎+生物基礎など)は理科基礎版からの抜粋

同じ出版社の旧年度版や、抜粋版と元の本を両方買わない

難易度の違い

出版社ごとに難易度の設定が違う。Z会は数学の2巻で各回の分量・難易度を「あえて一律にしていない」と説明

1回の点数で実力を判断せず、複数回の傾向で見る

得点の受け止め方

予想問題は本番と難易度が一致するとは限らない

駿台文庫の公式サイトにある「得点に一喜一憂せず、本番に向けて復習を徹底」を基本にする

旺文社の『大学入学共通テスト 本番模試』シリーズは各科目2回分の収録で、書名に年度表記がなく、2024年9月刊行のものです。東進ブックスの『東進 共通テスト実戦問題集』も書名に年度表記がありません。年度版を選ぶ場合は「2027」の表記がある本を選びましょう。

志望校レベル別にどう選ぶ?

編集部としては、共通テストの得点が合否にどれだけ影響するかで、解く量を変えることをおすすめします。私立大学の一般選抜が中心の人は、共通テスト利用入試で使う科目に絞りましょう。

志望校・受験方式

選び方の目安

国公立大学(共通テストの配点が大きい)

全科目で科目別の予想問題集を1冊ずつ+予想問題パック

私立大学の共通テスト利用入試(MARCH・日東駒専など)

利用する科目(多くは3〜4科目)の科目別予想問題集+予想問題パック

私立大学の一般選抜のみ

予想問題集より、志望大学の過去問を優先する

私立大学の共通テスト利用入試で必要な得点率は「MARCH共通テスト利用は何割で受かる?」で、情報Ⅰの専用問題集は「共通テスト 情報Ⅰ 問題集おすすめ」で紹介しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 共通テストの予想問題集はどこのがおすすめですか?

目的で選ぶのがおすすめです。回数を多く解きたいならZ会『実戦模試』(英数国は6回)、価格を抑えたいなら代ゼミ『実戦問題集』(770〜1,100円)、全国模試の問題で総点検したいなら河合出版の黒本が向いています。

Q2. 黒本と青本の違いは何ですか?

黒本は河合出版『共通テスト総合問題集』で、河合塾の全統模試5回分と2026年本試験を収録しています。青本は駿台文庫『共通テスト実戦問題集』で、駿台のオリジナル問題5回分と2026年本試験・追試験を収録しています。

Q3. 青本は難しいですか?

駿台文庫の公式FAQでは、青本には基礎的な問題だけでなく、本番での点差につながる本質的な理解を問う問題まで収録していると説明されています。点数が低くても、解説で考え方を確認することが大切です。

Q4. 予想問題パックはいつ解けばいいですか?

駿台文庫・Z会とも、予想問題パックを直前期の「仕上げ」「最終チェック」として位置づけています。科目別の予想問題集で形式に慣れたあと、本番の時間割どおりに通しで解くのが基本です。

Q5. 共通テストの総合問題集と予想問題集は同じですか?

河合出版の『共通テスト総合問題集』(黒本)は、全統模試を収録した予想問題集の一種です。過去問を集めた本は、河合出版では『共通テスト過去問レビュー』という別のシリーズになっています。

Q6. 予想問題集は何冊やればいいですか?

共通テストの配点が大きい人は、科目別1冊(4〜6回分)とパック1冊が目安です。複数冊を買う場合は、同じ出版社の旧年度版との問題の重複に注意しましょう。

まとめ|共通テストの予想問題集を選ぶ3つのポイント

  • 2027年版は、科目別なら黒本(河合出版)・青本(駿台文庫)・Z会『実戦模試』・代ゼミ『実戦問題集』、全教科1回分なら河合・駿台・Z会のパックから選べる
  • 駿台文庫・Z会とも、過去問で形式を確認してから予想問題に進み、最後はパックで本番どおりに通し演習をする流れを示している
  • 予想問題の点数に一喜一憂せず、時間配分の作戦と解き直しを重視する。私大志望は共通テスト利用で使う科目に絞る

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