2027年度(令和9年度)大学入学共通テストの本試験は、2027年1月16日(土)・17日(日)の2日間です。大学入試センターの実施要項によると、1日目は地理歴史・公民、国語、外国語(リーディング・筆記、リスニング)、2日目は理科、数学①、数学②、情報の順に行われます。時間割は令和8年度から変更がありません。
(2026年10月更新) 本記事は、大学入試センターの「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」と「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト 受験案内」をもとに作成しています。入試情報は公開情報/大学公式をもとに作成しています。最新情報は必ず大学公式でご確認ください。

2027年度の共通テストはいつ実施される?
2027年度の共通テストの本試験は、2027年1月16日(土)・17日(日)に実施されます。追試験と再試験は、1週間後の1月23日(土)・24日(日)です。
区分 | 日程(令和9年度) |
|---|---|
本試験 | 2027年1月16日(土)・17日(日) |
追試験 | 2027年1月23日(土)・24日(日) |
再試験(災害等で本試験が実施できなかった場合) | 2027年1月23日(土)・24日(日) |
大学入試センターの実施要項によると、追試験の試験場は原則として全国2地区です。追試験を受けられるかは、受験者の申請事由を各大学が審査して決めます。
共通テスト1日目の時間割は?
共通テスト1日目(2027年1月16日)は、午前に地理歴史・公民、午後に国語、外国語のリーディング、英語のリスニングを行います。リスニングが終わるのは18時20分です。
出題教科 | 主な出題科目 | 試験時間(令和9年度) |
|---|---|---|
地理歴史・公民(2科目登録者) | 『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』『歴史総合,世界史探究』『公共,倫理』『公共,政治・経済』『地理総合/歴史総合/公共』 | 9:30〜11:40(130分。うち解答時間120分) |
地理歴史・公民(1科目登録者) | 同上から1科目 | 10:40〜11:40(60分) |
国語 | 『国語』 | 13:00〜14:30(90分) |
外国語【リーディング】【筆記】 | 『英語』【リーディング】、『ドイツ語』『フランス語』『中国語』『韓国語』【筆記】 | 15:20〜16:40(80分) |
外国語【リスニング】 | 『英語』【リスニング】 | 17:20〜18:20(60分。うち解答時間30分) |
英語リスニングの試験時間60分には、受験者本人がICプレーヤーの作動確認と音量調節を行う時間が含まれます。解答時間は30分です。なお、『英語』以外の外国語を受験した場合、リスニングは受験できません。
共通テスト2日目の時間割は?
共通テスト2日目(2027年1月17日)は、午前に理科、午後に数学①、数学②、情報の順で行います。最後の情報(『情報Ⅰ』)が終わるのは18時00分です。
出題教科 | 主な出題科目 | 試験時間(令和9年度) |
|---|---|---|
理科(2科目登録者) | 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』『物理』『化学』『生物』『地学』 | 9:30〜11:40(130分。うち解答時間120分) |
理科(1科目登録者) | 同上から1科目 | 10:40〜11:40(60分) |
数学① | 『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』 | 13:00〜14:10(70分) |
数学② | 『数学Ⅱ,数学B,数学C』 | 15:00〜16:10(70分) |
情報 | 『情報Ⅰ』 | 17:00〜18:00(60分) |
理科は、基礎を含む5科目がすべて同じ時間帯に実施されます。令和9年度の公式資料には、旧課程のときの「理科①」「理科②」という区分はありません。『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』は4つの出題範囲から2つを選んで解答し、試験時間60分の中での解答順序や時間配分は自由です。
大学入試センターの受験案内によると、数学①と数学②は別の試験時間で、両方でも一方だけでも受験できます。
科目別の試験時間と配点は?
共通テストの各科目の試験時間と配点は、国語が90分・200点、英語がリーディング80分・100点とリスニング60分(解答30分)・100点、数学①・数学②が各70分・100点、情報Ⅰが60分・100点です。
教科・科目 | 試験時間 | 配点 |
|---|---|---|
国語『国語』 | 90分 | 200点(近代以降の文章3問110点、古典2問90点) |
地理歴史・公民(1科目選択) | 60分 | 100点 |
地理歴史・公民(2科目選択) | 130分(うち解答時間120分) | 200点 |
数学①『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』 | 70分 | 100点 |
数学②『数学Ⅱ,数学B,数学C』 | 70分 | 100点 |
理科(1科目選択) | 60分 | 100点 |
理科(2科目選択) | 130分(うち解答時間120分) | 200点 |
英語【リーディング】 | 80分 | 100点 |
英語【リスニング】 | 60分(うち解答時間30分) | 100点 |
情報『情報Ⅰ』 | 60分 | 100点 |
国語の古典90点の内訳は、古文・漢文が各45点です。『数学Ⅱ,数学B,数学C』は、数学B・数学Cの4項目のうち3項目を選んで解答します。国語の大問ごとの時間配分は、大学入試センターの資料には示されていません。国語の時間配分の考え方は「共通テスト国語の対策はいつから?新課程の科目別攻略法」で解説しています。
試験当日は何時までに入室すればいい?
2027年度の各試験の入室終了時刻は、大学入試センターが12月上旬に掲載する令和9年度「受験上の注意」で示されます。令和9年度受験案内では、英語リスニングの入室終了が17時15分と示されています。遅刻は試験開始後20分以内なら受験できます(例外は下記)。
参考として、令和8年度「受験上の注意」の入室終了時刻は次のとおりでした(試験開始時刻は令和9年度と同じ)。
日 | 試験 | 入室終了(令和8年度の値) | 試験開始 |
|---|---|---|---|
1日目 | 地理歴史・公民(2科目登録者) | 9:00 | 9:30 |
1日目 | 地理歴史・公民(1科目登録者) | 10:10 | 10:40 |
1日目 | 国語 | 12:45 | 13:00 |
1日目 | 外国語(リーディング・筆記) | 15:05 | 15:20 |
1日目 | 英語リスニング | 17:15 | 17:20 |
2日目 | 理科(2科目登録者) | 9:00 | 9:30 |
2日目 | 理科(1科目登録者) | 10:10 | 10:40 |
2日目 | 数学① | 12:45 | 13:00 |
2日目 | 数学② | 14:45 | 15:00 |
2日目 | 情報 | 16:45 | 17:00 |
遅刻の扱いには、次の2つの例外があります。
- 英語リスニングは、試験開始時刻の17時20分までに入室していないと受験できません。
- 地理歴史・公民、理科で「2科目」と登録した人は、遅刻者の入室限度である9時50分までに入室しないと、第2解答科目を含めてその時間帯は一切受験できません。
試験当日は、受験票(マイページから各自で印刷)と顔写真付きの身分証明書を持参します。受験票は2026年12月4日(金)10時からマイページで取得できます。
2科目受験(地歴公民・理科)の注意点は?
地理歴史・公民と理科を2科目受験する場合は、前半60分が第1解答科目、後半60分が第2解答科目として扱われます。受験する科目数は出願時に登録し、出願内容の確認・訂正期間(2026年10月9日〜16日17時)を過ぎると訂正できず、試験当日に変えることもできません。
大学入試センターの受験案内によると、2科目受験には次のルールがあります。
- 「2科目」と登録した人は、当日1科目だけを受けることはできない(受験した場合は2科目分が採点される)
- 「1科目」と登録した人は、当日2科目を受けることはできない
- 第1解答科目と第2解答科目の間の10分間は、トイレ等の一時退室ができない
- 選べない組み合わせがある(例:『公共,倫理』と『公共,政治・経済』の組み合わせ)
- 理科で「化学基礎」と「生物基礎」だけを受ける場合は「1科目受験」として登録する
特に注意したいのが、第1解答科目の扱いです。受験案内には、大学が地歴公民や理科を1科目だけ利用する場合、第1解答科目の得点を優先して利用することがあると書かれています。地歴公民・理科の得点をどう使うかは大学・方式の募集要項で定められるため、私立大学の共通テスト利用入試に出願する人も、志望大学の募集要項で必ず確認しましょう。私大の共通テスト利用で必要な得点率は「MARCH共通テスト利用は何割で受かる?」や「日東駒専 共通テスト利用のボーダーは何割?」で解説しています。
試験後の主な日程は?
共通テストの正解は各試験日の終了後に大学入試センターのWebサイトで発表され、平均点の中間発表は2027年1月20日(水)、最終発表は2月4日(木)の予定です。
項目 | 日程(令和9年度) |
|---|---|
正解等の発表(本試験) | 1月16日・17日の各日の全試験終了後 |
平均点等の中間発表 | 2027年1月20日(水)予定 |
得点調整の有無・段階表示換算表の発表 | 2027年1月22日(金)予定 |
大学への成績提供 | 2027年2月2日(火)以降 |
平均点等の最終発表 | 2027年2月4日(木)予定 |
本人による成績の閲覧(出願時に希望した人のみ。手数料300円) | 2027年4月1日(木)10:00〜4月30日(金)17:00(マイページ) |
令和9年度の資料には、本人へ成績を通知する仕組みの記載はなく、大学入試センターから本人が成績を確認できるのは4月の成績閲覧(出願時に希望した人のみ)です。そのため、私立大学の共通テスト利用入試の出願判断は、正解発表後の自己採点をもとに行うのが一般的です。自己採点の手順は「共通テスト 自己採点のやり方と注意点」にまとめています。
時間割に合わせた直前期の過ごし方は?
直前期の演習は、本番と同じ時刻・同じ順番で行うのが効果的です。1日目は18時20分まで続くため、集中力を夕方まで保つ練習が必要です。
時間割をもとにした準備の例は次のとおりです。
- 予想問題や過去問を、1日目(地歴公民→国語→英語リーディング→リスニング)、2日目(理科→数学①→数学②→情報)の順に通しで解く日をつくる
- 2科目受験の人は、第1解答科目にどちらを選ぶかを、志望大学の利用方法を確認したうえで決めておく
- 情報Ⅰは2日目の最後(17:00〜18:00)なので、夕方に演習する
- 英語リスニングはICプレーヤーで実施され、解答前に作動確認と音量調節の時間があるため、その流れを想定して音声を聞きながら解く練習をしておく
- 12月上旬に掲載される令和9年度「受験上の注意」で入室終了時刻を確認し、当日の移動時間を逆算する
過去問の使い方は「共通テスト過去問はいつから?何年分・正しい使い方」で解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 共通テスト2027の時間割は2026年と変わりましたか?
変わっていません。大学入試センターの令和9年度共通テストの説明資料に、試験時間割は令和8年度から変更がないと明記されています。試験日は2027年1月16日・17日です。
Q2. 共通テストの文系と理系で時間割は違いますか?
時間割は文系・理系で共通です。違うのは受験する科目で、地歴公民・理科をそれぞれ1科目で登録するか2科目で登録するかによって、午前の開始時刻(9:30か10:40か)が人によって変わります。
Q3. 共通テストの数学の試験時間は何分ですか?
数学①(『数学Ⅰ,数学A』『数学Ⅰ』)と数学②(『数学Ⅱ,数学B,数学C』)はそれぞれ70分です。2日目の13:00〜14:10が数学①、15:00〜16:10が数学②で、配点は各100点です。
Q4. 共通テスト国語の試験時間は何分ですか?
国語は90分・200点です。1日目の13:00〜14:30に実施されます。大問構成は近代以降の文章3問(110点)と古典2問(90点)で、大問ごとの時間配分は公式には示されていません。
Q5. 共通テストに遅刻したらどうなりますか?
試験開始後20分以内の遅刻なら受験できます。ただし英語リスニングは試験開始時刻(17:20)までに入室していないと受験できず、地歴公民・理科の2科目登録者は9:50が入室限度です。
Q6. 共通テストの入室時間は何時ですか?
2027年度の入室終了時刻は、12月上旬に大学入試センターが掲載する「受験上の注意」で示されます。令和8年度は、1日目の最初の時間帯(2科目登録者)が9:00まででした。英語リスニングの入室終了は、令和9年度受験案内で17:15と示されています。
まとめ|共通テストの時間割を押さえる3つのポイント
- 2027年度の共通テスト本試験は2027年1月16日(土)・17日(日)で、時間割は令和8年度と同じ。1日目は地歴公民・国語・英語、2日目は理科・数学・情報
- 地歴公民・理科の2科目受験は前半60分が第1解答科目。大学によって第1解答科目を優先して使うことがあるため、科目の順番は募集要項を見て決める
- 入室終了時刻は12月上旬の「受験上の注意」で確定する。直前期は本番と同じ時刻・順番で通し演習をする
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