中京大学は合格最低点を「点数」ではなく「合格最低得点率(%)」で公表しています。中京大学「入試結果一覧(2026年度入試・2025年度入試)」によると、2026年度の一般選抜前期A方式(300点満点)の合格最低得点率は、3教科型が59.7〜72.3%、2教科型が61.0〜79.3%でした。後期日程の得点率は公表されていません。
(2026年10月更新) 本記事は、中京大学が公表した「入試結果一覧(2026年度入試・2025年度入試)」と「中京入試ガイド2027」をもとに作成しています。入試情報は公開情報/大学公式をもとに作成しています。最新情報は必ず大学公式でご確認ください。

中京大学の合格最低点はどこで公表されている?
中京大学の合格最低点は、入試サイト「中京大学 NetCampus」の入試結果データページにあるPDF「入試結果一覧(2026年度入試・2025年度入試)」に、学部・学科・専攻別の「合格最低得点率」として掲載されています。2025年度の値も同じPDFに並んでいます。
中京大学の入試結果一覧の特徴は次のとおりです。
- 掲載項目は志願者数・合格者数・合格最低得点率の3つで、受験者数・倍率・最高点・平均点はない
- A方式・M方式・共通テストプラス方式の得点率は「全試験日程のうち最も低い合格最低得点率」を記載(PDFの注記)
- 合格者数には、同じ学部の他学科・他専攻からの合格者を含まない
方式ごとの公表状況は次のとおりです。
入試方式(一般選抜) | 満点(2027年度) | 合格最低得点率の公表 |
|---|---|---|
前期 A方式(3教科型・2教科型) | 300点 | あり |
前期 全問マークシートM方式(3教科型・2教科型) | 300点 | あり |
前期 共通テスト利用方式(2〜5科目型など) | 型・学部で異なる | あり |
前期 得意科目重視型共通テストプラス方式 | 400点 | あり |
後期 全問マークシートF方式 | 200点または300点 | なし(人数のみ) |
後期 共通テスト利用方式 | 型・学部で異なる | なし(人数のみ) |
(出典:中京大学「入試結果一覧(2026年度入試・2025年度入試)」、中京入試ガイド2027)
後期日程について、中京大学は「後期日程の結果は前期日程の結果により大幅に変わる可能性があるため」得点率を記載していないと注記しています。
中京大学 A方式の合格最低得点率は何割?【2026年度・学科別】
2026年度のA方式の合格最低得点率は、3教科型で59.7%(現代社会学部コミュニティ学専攻・国際文化専攻)から72.3%(工学部情報工学科)、2教科型で61.0%(文学部言語表現学科)から79.3%(工学部情報工学科)でした。
学部・学科(専攻) | 3教科型 2026年度 | 2教科型 2026年度 | 3教科型 2025年度 |
|---|---|---|---|
国際学部 国際人文学専攻 | 68.3% | 61.3% | 58.0% |
国際学部 ビジネス専攻 | 64.7% | 70.3% | 54.3% |
国際学部 英米学専攻 | 62.0% | 69.0% | 57.7% |
文学部 歴史文化学科 | 67.0% | 73.7% | 63.3% |
文学部 日本文学科 | 68.3% | 70.0% | 64.3% |
文学部 言語表現学科 | 62.3% | 61.0% | 61.7% |
心理学部 心理学科 | 69.3% | 77.3% | 63.3% |
法学部 法律学科 | 61.3% | 65.7% | 57.0% |
経済学部 経済学科 | 63.3% | 70.7% | 58.7% |
経営学部 経営学科 | 65.0% | 69.7% | 58.3% |
総合政策学部 総合政策学科 | 63.7% | 65.3% | 60.0% |
現代社会学部 社会学専攻 | 64.3% | 67.3% | 57.3% |
現代社会学部 コミュニティ学専攻 | 59.7% | 64.0% | 48.0% |
工学部 機械システム工学科 | 71.0% | 73.0% | 67.3% |
工学部 電気電子工学科 | 68.3% | 72.7% | 59.0% |
工学部 情報工学科 | 72.3% | 79.3% | 65.0% |
スポーツ科学部 トレーナー学科 | 66.7% | 76.7% | 63.7% |
スポーツ科学部 スポーツ教育学科 | 63.7% | 62.0% | 61.3% |
(出典:中京大学「入試結果一覧(2026年度入試・2025年度入試)」から主な学科・専攻を抜粋)
A方式は300点満点なので、得点率を点数に直すと、59.7%は約179点、72.3%は約217点です(300点×得点率による本記事での概算で、大学の公表値ではありません)。
A方式の2教科型は、2科目のうち得点の高い科目を2倍にして300点満点で採点します(国際学部を除く。中京入試ガイド2027)。
2025年度から合格最低得点率はどう変わった?
2025年度から2026年度にかけて、A方式の合格最低得点率は多くの学科で上がりました。特に国際学部と現代社会学部の上昇が大きく、国際学部ビジネス専攻の2教科型は38.3%から70.3%へ32ポイント上がっています。
学部・学科(専攻) | A方式 2教科型 2025年度 | A方式 2教科型 2026年度 | 2026年度 志願者/合格者 |
|---|---|---|---|
国際学部 ビジネス専攻 | 38.3% | 70.3% | 438人/34人 |
国際学部 国際関係専攻 | 43.7% | 68.7% | 296人/29人 |
国際学部 言語文化専攻 | 42.7% | 64.0% | 362人/77人 |
現代社会学部 社会福祉学専攻 | 49.3% | 65.0% | 138人/25人 |
心理学部 心理学科 | 68.3% | 77.3% | 871人/109人 |
(出典:中京大学「入試結果一覧(2026年度入試・2025年度入試)」)
国際学部ビジネス専攻は、志願者数が2025年度の98人から2026年度は438人に増え、合格者数は53人から34人に減りました。1年分の数値だけで「受かりやすい学科」と判断しないことが大切です。
一方、M方式の工学部機械システム工学科は逆の動きで、3教科型が65.3%から56.3%、2教科型が72.0%から61.0%に下がりました。
M方式・共通テスト利用・共通テストプラスの得点率は?
2026年度の中京大学の前期日程では、A方式以外の3方式も得点率が公表されています。方式ごとの最低〜最高は次のとおりです。
方式 | 2026年度の合格最低得点率 | 2025年度の合格最低得点率 |
|---|---|---|
M方式 3教科型 | 56.3〜71.0% | 39.7〜66.7% |
M方式 2教科型 | 61.0〜77.3% | 44.0〜72.3% |
共通テスト利用方式(前期) | 60.1〜85.0% | 56.0〜83.5% |
得意科目重視型共通テストプラス方式 | 56.8〜81.3% | 48.0〜75.5% |
(出典:中京大学「入試結果一覧(2026年度入試・2025年度入試)」。共通テスト利用方式は2〜5科目型などすべての型、共通テストプラス方式は英語・国語・数学重視型すべてを含むレンジ)
主な学科の共通テスト利用方式(前期)の2026年度の得点率は次のとおりです。
学部・学科 | 2科目型 | 3科目型 | 5科目型 |
|---|---|---|---|
心理学部 心理学科 | 79.5% | 77.2% | 71.2% |
法学部 法律学科 | 74.0% | 71.0% | 65.5% |
経済学部 経済学科 | 74.0% | 70.0% | 67.0% |
経営学部 経営学科 | 74.5% | 71.2% | 68.1% |
文学部 歴史文化学科 | 78.0% | 76.0% | 72.1% |
(出典:中京大学「入試結果一覧(2026年度入試・2025年度入試)」)
共通テスト利用方式は、科目数が少ない型ほど得点率が高くなる傾向があります。共通テスト利用方式(前期)は共通テストの受験後に出願できるため、自己採点の結果とこの表を比べて出願先を選べます。
合格最低得点率は素点?得点調整は含まれる?
中京大学の入試結果一覧には、合格最低得点率が素点によるものか得点調整後のものかの記載はありません。中京入試ガイド2027のA方式・M方式のページには、各科目の平均点に大きな差が生じた場合は「得点調整を行う場合があります」と書かれています。
また、公表値は「全試験日程のうち最も低い」得点率です。A方式は4日間から試験日を選べるため、自分が受ける日の実際の最低ラインは公表値より高い可能性があります。過去問の目標は、公表値に5ポイント程度上乗せして考えるのが安全です。
英語外部試験については、A方式3教科型でCEFR B2以上のスコアがあれば英語を100点満点とみなして判定できる制度があります(当日の英語の受験は必要)。
2027年度入試の日程と変更点は?
中京大学の2027年度一般選抜前期は、出願期間が2026年12月17日(木)〜2027年1月19日(火)、合格発表が2月20日(土)です。中京大学の「2027年度入試日程 決定」のお知らせと一般選抜ページによる日程は次のとおりです。
方式 | 出願期間 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
A方式 | 2026年12月17日(木)〜2027年1月19日(火) | 2月3日(水)〜6日(土)から選択 | 2月20日(土) |
共通テストプラス方式 | 2026年12月17日(木)〜2027年1月19日(火) | 2月3日(水)〜6日(土)から選択 | 2月20日(土) |
M方式 | 2026年12月17日(木)〜2027年1月19日(火) | 2月7日(日)・8日(月) | 2月20日(土) |
共通テスト利用方式(前期) | 2026年12月17日(木)〜2027年1月28日(木) | 独自試験なし | 2月20日(土) |
F方式【後期】 | 2027年2月17日(水)〜2月25日(木) | 3月6日(土) | 3月19日(金) |
(出典:中京大学「2027年度入試日程 決定」、一般選抜ページ)
A方式は、4日程から試験日を複数選んで受験できます。ただし、A方式の化学は2月6日のみ、M方式の化学と政治・経済は2月8日のみの実施など、科目によって試験日が限られます。
2027年度の主な変更点として、工学部情報工学科が情報工学専攻・知能情報学専攻・応用情報学専攻の3専攻制になり、定員が86名から148名に拡充されます。2026年度以前の情報工学科のデータとは単純に比べられません。また、A方式・M方式の2教科型では、文学部とそれ以外の学部の併願ができません(中京入試ガイド補足)。
合格最低得点率をどう目標点に活かす?
中京大学は得点率で公表しているため、方式どうしを比べやすい大学です。
- 志望学科・方式の2025年度と2026年度の得点率を確認し、高い方を基準にする
- A方式・M方式・共通テストプラス方式は「全試験日程のうち最も低い値」であることを踏まえ、基準に5ポイント程度を上乗せする(法学部法律学科のA方式3教科型なら61.3%+5で66%前後)
- 300点満点に直して過去問の目標にする(66%なら約198点、1科目あたり約66点)
- A方式の複数日受験と、M方式・共通テストプラス方式の併用で受験機会を増やす
同じ東海地方の私立大学では名城大学の合格最低点が公表されています。併願の組み方は併願校の決め方、関西の同じ難易度帯の大学は産近甲龍のレベル・難易度や京都産業大学の合格最低点で確認できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 中京大学は何割で合格できますか?
2026年度のA方式の合格最低得点率は、3教科型が59.7〜72.3%、2教科型が61.0〜79.3%でした。法・経済・経営学部の3教科型は61.3〜65.0%で、6割台前半〜半ばが目安です。
Q2. 中京大学の合格最低点は点数で公表されていますか?
点数ではなく「合格最低得点率(%)」で公表されています。中京大学の入試結果一覧には、最高点・平均点・受験者数・倍率は掲載されていません。
Q3. 中京大学の共通テスト利用は何割必要ですか?
2026年度の共通テスト利用方式(前期)の合格最低得点率は60.1〜85.0%でした。法学部法律学科は2科目型74.0%、3科目型71.0%、5科目型65.5%で、科目数が少ない型ほど高くなります。
Q4. 中京大学のA方式は試験日によって最低点が違いますか?
中京大学の入試結果一覧は、A方式・M方式・共通テストプラス方式について「全試験日程のうち最も低い合格最低得点率」を記載しています。試験日ごとの得点率は公表されていないため、自分が受ける日の最低ラインは公表値より高い可能性があります。
Q5. 中京大学の後期日程の合格最低点は?
公表されていません。中京大学は、後期日程の結果は前期日程の結果で大きく変わる可能性があるとして、F方式と共通テスト利用方式【後期】の得点率を記載していません。
Q6. 中京大学の2教科型はどう採点されますか?
中京入試ガイド2027によると、A方式・M方式の2教科型は2科目のうち得点の高い科目を2倍にして、300点満点で採点します。国際学部の2教科型は英語100点×2と選択1科目100点の300点満点です。
まとめ|中京大学の合格最低点を攻略する3つのポイント
- 中京大学は合格最低点を「合格最低得点率」で公表。2026年度のA方式は3教科型59.7〜72.3%、2教科型61.0〜79.3%
- 2025年度から国際学部・現代社会学部などで得点率が大きく上がった。2年分の高い方を基準にする
- A方式などの公表値は全試験日程のうち最も低い値のため、5ポイント程度を上乗せし、A方式の複数日受験や他方式の併用で機会を増やす
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