立命館大学で偏差値が低い学部は、河合塾の2027年度入試難易予想(2026年10月時点)によると、ボーダー偏差値52.5の食マネジメント学部・映像学部・スポーツ健康科学部、文学部東アジア研究学域、産業社会学部スポーツ社会専攻・人間福祉専攻、理工学部の多くの学科などです。河合塾の学部学科ランクでは、立命館大学の学部・学科は52.5〜57.5の範囲に収まり、極端に入りやすい学部はありません。
(2026年10月更新) 本記事は、立命館大学「2026年度立命館大学一般選抜入学試験結果データ」「2027年度 入試ガイド」と、河合塾Kei-Netの「私立大 2027年度入試難易予想一覧表」をもとに作成しています。入試情報は公開情報/大学公式をもとに作成しています。最新情報は必ず大学公式でご確認ください。

立命館大学で偏差値が低い学部はどこ?【2027年度・河合塾予想】
立命館大学の学部学科別ボーダー偏差値は、河合塾Kei-Netの2027年度入試難易予想で52.5〜57.5です。最も低い52.5には、文系では食マネジメント学部・映像学部・スポーツ健康科学部など、理系では理工学部の8学科・コースなどが並びます。
ボーダー偏差値(予想) | 主な学部・学科 |
|---|---|
52.5 | 文学部 東アジア研究学域/産業社会学部 スポーツ社会専攻・人間福祉専攻/食マネジメント学部/映像学部/スポーツ健康科学部/理工学部 数理科学科データサイエンスコース・物理科学科・電気電子工学科・電子情報工学科・機械工学科(機械創成工学・機械情報工学)・ロボティクス学科・環境都市工学科/生命科学部 生命情報学科/薬学部 創薬科学科 |
55.0 | 文学部 人間研究・国際文化・地域研究・国際コミュニケーション・言語コミュニケーション学域/産業社会学部 現代社会・メディア社会専攻/法学部/政策科学部/経済学部/理工学部 数学コース/生命科学部 応用化学科・生物工学科/薬学部 薬学科 |
57.5 | 文学部 日本文学研究・日本史研究学域/総合心理学部/産業社会学部 子ども社会専攻/国際関係学部/経営学部/情報理工学部/理工学部 建築都市デザイン学科/生命科学部 生命医科学科/デザイン・アート学部 |
(出典:河合塾Kei-Net「私立大 2027年度入試難易予想一覧表(学部学科ランク)【近畿地区】」26/10/13更新)
ボーダー偏差値は合格可能性50%の河合塾の予想ラインで、大学の公表値ではありません。2.5刻みの帯の下限値のため、同じ52.5でも難しさには差があります。
立命館大学で合格最低点が低い学部は?【2026年度・全学統一方式】
2026年度の全学統一方式(文系)の合格最低点は、立命館大学の公表値で320点満点の得点率56.9〜66.6%(国際系の350点満点の学域・専攻を除く)でした。最も低いのは文学部東アジア研究学域の182点、最も高いのは経営学部経営学科の213点です。
学部・学科(全学統一方式・文系) | 2026年度 最低点(得点率) | 2025年度 最低点 | 競争率 |
|---|---|---|---|
文学部 東アジア研究学域 | 182/320(56.9%) | 205/320 | 2.1倍 |
映像学部 | 191/320(59.7%) | 200/320 | 3.8倍 |
スポーツ健康科学部 | 191/320(59.7%) | 190/320 | 4.5倍 |
経済学部 経済専攻 | 192/320(60.0%) | 193/320 | 3.5倍 |
文学部 言語コミュニケーション学域 | 193/320(60.3%) | 210/320 | 2.4倍 |
産業社会学部 人間福祉専攻 | 193/320(60.3%) | 193/320 | 4.6倍 |
食マネジメント学部 | 195/320(60.9%) | 197/320 | 5.0倍 |
法学部 | 206/320(64.4%) | 210/320 | 3.6倍 |
経営学部 経営学科 | 213/320(66.6%) | 222/320 | 4.2倍 |
(出典:立命館大学「2026年度立命館大学一般選抜入学試験結果データ」。競争率は受験者数÷合格者数)
理系の全学統一方式(300点満点)は、薬学部創薬科学科の166点(55.3%、1.8倍)が最も低く、理工学部数理科学科データサイエンスコース、機械工学科機械情報工学コース、薬学部薬学科が180点(60.0%)で続きます。最も高いのは理工学部数理科学科数学コースの206点(68.7%)でした。
東アジア研究学域は2025年度の205点から23点下がりました。最低点は年度で大きく動くため、2年分の高い方を目安にしましょう。学部別の詳しい数値は立命館大学 合格最低点【学部別】にまとめています。
立命館大学で受かりやすい入試方式は?
2026年度の方式別の競争率は、受験者9人の共通テスト併用方式(6教科型、1.8倍)を除くと、共通テスト方式(7科目型)、学部個別配点方式(理科2科目型)、薬学方式がいずれも1.9倍で最も低く、後期分割方式(11.3倍)と「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式(20.8倍)が高い結果でした。
入試方式(全学合計) | 2026年度 競争率 | 2025年度 競争率 |
|---|---|---|
共通テスト方式(7科目型) | 1.9倍 | 2.1倍 |
学部個別配点方式(理科2科目型) | 1.9倍 | 1.8倍 |
薬学方式 | 1.9倍 | 2.0倍 |
全学統一方式(理系) | 2.6倍 | 2.4倍 |
共通テスト方式(3教科型) | 3.3倍 | 3.2倍 |
学部個別配点方式(文系型) | 3.4倍 | 3.4倍 |
全学統一方式(文系) | 3.7倍 | 3.3倍 |
共通テスト併用方式(3教科型) | 5.5倍 | 4.9倍 |
共通テスト方式(後期5教科型・4教科型・3教科型) | 3.6倍・6.0倍・7.2倍 | 3.4倍・4.0倍・4.4倍 |
後期分割方式 | 11.3倍 | 12.8倍 |
(出典:立命館大学「2026年度立命館大学一般選抜入学試験結果データ」)
共通テスト方式(7科目型)は競争率が低い一方、文系学部では900点満点で7割台〜8割台の得点が必要です。2026年度は産業社会学部の子ども社会専攻が1.1倍、人間福祉専攻が1.2倍で、最低点は645〜654点(71.7〜72.7%)でした。私大専願なら全学統一方式を軸にするのが現実的です。
「穴場学部」の定説は本当に当てはまる?
立命館大学の2026年度入試結果を見ると、「新設学部は穴場」「後期日程は穴場」という定説は当てはまりませんでした。穴場かどうかは、偏差値・最低点・競争率を同じ年度のデータで見比べて判断する必要があります。
よく言われる定説 | 2026年度の実際(公表値) |
|---|---|
新設学部は志願者が少なく入りやすい | 2026年度開設のデザイン・アート学部は学部全体で7.7倍と、全学部で最も高い |
後期日程は志願者が減って狙い目 | 後期分割方式は11.3倍。共通テスト方式(後期型)は4教科型6.0倍・3教科型7.2倍(5教科型は3.6倍)で、全学統一方式(文系3.7倍・理系2.6倍)より高い |
食マネジメント学部は志願者が集中しにくい | 全学統一方式の最低点は60.9%と低めだが、競争率は5.0倍で高い |
学部個別配点方式は学部独自の問題 | 文系型・理科1科目型・理科2科目型は、全学統一方式と同じ傾向・形式の問題で配点だけが違う(大学公式) |
最低点が低くても競争率が高い学部(食マネジメント、スポーツ健康科学)と、どちらも低い学域・学科(東アジア研究学域、創薬科学科)があります。得意科目で点が取りやすい方式を選びましょう。
立命館大学の全学統一方式は何回受けられる?
立命館大学の全学統一方式は、試験日が違えば同じ学部・学科を複数回受験でき、1回ごとに合否が判定されます(理系は情報理工・理工・生命科学の3学部)。2027年度は文系が2月1日〜4日の4日間、理系が2月2日〜3日で、薬学部は2月3日のみのため複数回は受験できません。
- 同じ試験日は学部に関係なく同じ問題で、学部ごとの対策は不要(大学公式「2月実施の各入試方式・併願」。文学部は国語に漢文の独立問題を出題)
- 合否は総合点だけで判定し、科目ごとの基準点はない
- 同じ方式を複数の試験日で実施する場合は、科目ごとに試験日間の得点調整を行う
- 選択科目(公民・地理歴史・数学)と理科は、科目間の得点調整を行う(いずれも平均点と標準偏差の差を補正する統計的方式)
- 入学検定料は独自試験を使う方式が1出願35,000円、共通テスト方式が18,000円で、出願ごとに必要(併願割引はなく、一部の学部で実施する同じ試験日の2学科併願制のみ2つ目が10,000円)
入試結果データによると、学内で1つだけ受けた人の合格率は42.3%、2つ併願した人は48.6%でした。
2027年度入試で立命館大学は何が変わる?
2027年度入試ガイドによると、立命館大学は入試制度の大枠(募集方針・出願資格・問題傾向)を変えません。主な変更は一部の学部・方式と試験地(和歌山試験地の日程追加など)です。
項目 | 2027年度の変更 |
|---|---|
産業社会学部 | 学部個別配点方式(情報型文系)を新たに実施。共通テスト方式(3教科型)の高得点採用科目に「情報」を追加 |
薬学部 | 共通テスト方式(5教科型)を新たに実施 |
総合心理学部 | 共通テスト方式(後期型)の5教科型・3教科型を実施しない |
理工学部 | 機械工学科とロボティクス学科の併願制度を廃止 |
数学(文系) | 全学統一方式(文系)・学部個別配点方式(文系型)の数学で、大問Ⅲも穴埋め式に変更 |
一般選抜の入学試験要項は11月上旬に公開予定です。
穴場学部を選ぶときの注意点は?
穴場学部を選ぶときは、入試の数字だけでなく、学ぶ内容とキャンパスを確認することが欠かせません。立命館大学は学部によって通うキャンパスが京都・大阪・滋賀に分かれます。
キャンパス | 学部(2027年度) |
|---|---|
衣笠キャンパス(京都) | 法、産業社会、国際関係、文、デザイン・アート |
大阪いばらきキャンパス(OIC) | 経営、政策科学、総合心理、映像、情報理工(ほかに一般選抜を実施しないグローバル教養学部) |
びわこ・くさつキャンパス(BKC、滋賀) | 経済、スポーツ健康科学、食マネジメント、理工、生命科学、薬 |
(出典:立命館大学「2027年度 募集学部・募集人数」)
通学時間は4年間の負担になるため、必ず確認しましょう。関関同立の他大学と比べたい場合は、同志社大学 穴場学部、関西大学の穴場学部、関西学院大学 穴場学部もあわせて確認しましょう。併願の組み方は併願校の決め方で解説しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 立命館大学で一番入りやすい学部はどこですか?
一つには決められません。2026年度の全学統一方式(文系)では文学部東アジア研究学域の最低点が56.9%・競争率2.1倍で最も低く、理系では薬学部創薬科学科が55.3%・1.8倍でした。ただし最低点は年度で大きく変わります。
Q2. 立命館大学の偏差値が低い学部は?
河合塾の2027年度予想では、ボーダー偏差値52.5の食マネジメント学部、映像学部、スポーツ健康科学部、文学部東アジア研究学域、産業社会学部スポーツ社会・人間福祉専攻、理工学部の8学科・コースなどです。予想値で、大学の公表値ではありません。
Q3. 立命館大学で受かりやすい入試方式は?
2026年度の競争率は、受験者がごく少ない方式を除くと、共通テスト方式(7科目型)、学部個別配点方式(理科2科目型)、薬学方式の1.9倍が最も低い値でした。共通テスト方式(7科目型)は文系学部で7割台〜8割台の得点が必要なため、私大専願なら全学統一方式が軸になります。
Q4. 立命館大学の全学統一方式は同じ学部を何回も受けられますか?
受けられます。試験日が違えば同じ学部・学科に複数回出願でき、1回ごとに合否が判定されます。2027年度は文系が2月1日〜4日、理系が2月2日〜3日の実施で、検定料は1出願ごとに35,000円です。
Q5. 立命館大学の後期分割方式は穴場ですか?
全体では穴場とは言えません。2026年度の後期分割方式は全学で11.3倍でした。経済学部経済専攻(2.8倍)や生命科学部(2.0〜2.9倍)のように低い学部もありますが、子ども社会専攻の71.0倍など高倍率の学部が多くあります。
Q6. 立命館大学の共通テスト方式は何割必要ですか?
2026年度の共通テスト方式(7科目型)の最低点は、文系学部が900点満点の71.4〜84.4%(映像学部は800点満点で80.0%)、理工学部(800点満点)が67.3〜77.5%でした。3教科型は文系学部で78.0〜92.7%とさらに高くなります。
まとめ|立命館大学の穴場学部を見つける3つのポイント
- 河合塾の2027年度予想で偏差値が低いのは52.5の食マネジメント・映像・スポーツ健康科学・東アジア研究学域・理工の多くの学科など。学部学科ランクでは全学部が52.5〜57.5に収まる
- 2026年度の全学統一方式(文系)は最低点56.9〜66.6%。最低点と競争率の両方を2年分見て判断する
- 「新設学部」「後期日程」は2026年度は高倍率。試験日自由選択の全学統一方式を軸に、方式を組み合わせる
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