日本大学の2026年度一般選抜の合格最低点は、大学公式の「入学試験状況(一般選抜)」によると、A個別方式で法学部第一部(第1期)が300点中159.0〜182.0点、経済学部(第1期)が300点中155.12〜167.67点、理工学部が300点中172.0〜239.7点です。法学部や経済学部の公表値は素点ではなく標準化得点で、素点か標準化得点かは学部と方式によって異なります。
(2026年10月更新) 本記事は、日本大学が公式に公表した2026年度入学試験状況(一般選抜)、2026年度一般選抜募集要項、2027年度入試の予告・入試ガイドをもとに作成しています。入試情報は公開情報/大学公式をもとに作成しています。最新情報は必ず大学公式でご確認ください。

日本大学の合格最低点はどこで公表されている?
日本大学の合格最低点は、大学公式サイトの入試結果ページにある「入学試験状況(一般選抜)」というPDFで、全学部分がまとめて公表されています。公表済みの最新年度は2026年度入試で、同じPDFに2025年度の合格者最低点と競争率も併記されています。
合格者最低点が公表されているのは、次の2方式です。
- A個別方式:学部ごとの独自問題で行う試験
- N全学統一方式:全学部共通の問題で行う試験(第1期・第2期)
C共通テスト利用方式と、工学部のCA共通テスト併用方式は、志願者数・合格者数・競争率・総点は載っていますが、合格者の成績は公表されていません。
競争率は「受験者数÷合格者数」で、法学部の合格者最低点は「合格基準点」として表示されています。
日本大学 A個別方式の合格最低点は?【2026年度・学部別】
2026年度のA個別方式の合格者最低点は、総点に対する割合で見ると、法学部第一部(第1期)が53.0〜60.7%、経済学部(第1期)が51.7〜55.9%、理工学部が57.3〜79.9%でした。下の表は、学部ごとに最低と最高の学科をまとめたものです。「総点に対する割合」は、公表値をもとに当サイトが計算しました。
学部(方式) | 総点 | 2026年度 合格者最低点(最低〜最高の学科) | 総点に対する割合 | 競争率 |
|---|---|---|---|---|
法学部 第一部(A個別方式 第1期) | 300 | 159.0(政治経済学科・新聞学科)〜182.0(法律学科 法曹コース) | 53.0〜60.7% | 2.9〜7.4倍 |
文理学部(A個別方式・総点300点の15学科) | 300 | 164.5(ドイツ文学科)〜200.8(地球科学科) | 54.8〜66.9% | 1.9〜3.8倍 |
文理学部(A個別方式・数学科/情報科学科/物理学科) | 400 | 265.1(物理学科)〜298.6(数学科) | 66.3〜74.7% | 1.8〜3.1倍 |
経済学部(A個別方式 第1期) | 300 | 155.12(金融公共経済学科)〜167.67(経済学科) | 51.7〜55.9% | 2.7〜3.9倍 |
商学部(A個別方式 第1期) | 350 | 241.10(会計学科)〜245.78(経営学科) | 68.9〜70.2% | 3.2〜4.1倍 |
国際関係学部(A個別方式 第1期) | 300 | 131.1(国際総合政策学科)〜131.2(国際教養学科) | 43.7% | 1.2〜1.4倍 |
危機管理学部(A個別方式) | 300 | 159.03 | 53.0% | 2.9倍 |
スポーツ科学部(A個別方式) | 300 | 167.82 | 55.9% | 3.6倍 |
理工学部(A個別方式) | 300 | 172.0(精密機械工学科)〜239.7(建築学科) | 57.3〜79.9% | 3.2〜10.1倍 |
生産工学部(A個別方式 第1期) | 300 | 124(環境安全工学科)〜219(数理情報工学科) | 41.3〜73.0% | 1.4〜7.0倍 |
歯学部(A個別方式) | 380 | 240.0 | 63.2% | 2.2倍 |
薬学部(A個別方式) | 300 | 150.0 | 50.0% | 1.9倍 |
(出典:日本大学「入学試験状況(一般選抜)」2026年度。経済学部経済学科の国際コースは合格者最低点の欄が空欄のため、表の最低点・競争率から除いています)
芸術学部と医学部にはA個別方式がありません。工学部、松戸歯学部、生物資源科学部のA個別方式の合格者最低点も同じPDFで公表されています。
2025年度と比べると、法学部第一部のA個別方式第1期は6区分すべて、理工学部のA個別方式は14学科すべてで合格者最低点が上がりました。理工学部土木工学科は117.0点から189.7点です。
日本大学 N全学統一方式の合格最低点は?【2026年度 第1期】
2026年度のN全学統一方式第1期の合格者最低点は、総点300点の学部では法学部第一部が164.0〜181.0点、経済学部が155.16〜162.02点、理工学部が141.4〜187.4点でした。N全学統一方式は多くの学部で全科目を標準化得点に換算して判定するため、素点の得点率とは一致しません。
学部 | 総点 | 2026年度 第1期 合格者最低点(最低〜最高の学科) | 総点に対する割合 |
|---|---|---|---|
法学部 第一部 | 300 | 164.0(新聞学科)〜181.0(法律学科 法曹コース) | 54.7〜60.3% |
文理学部 | 300 | 143.0(物理学科)〜175.5(心理学科) | 47.7〜58.5% |
経済学部 | 300 | 155.16(金融公共経済学科)〜162.02(経済学科) | 51.7〜54.0% |
商学部 | 300 | 163.24(会計学科)〜166.87(経営学科) | 54.4〜55.6% |
国際関係学部 | 300 | 131.2(国際総合政策学科)〜131.3(国際教養学科) | 43.7〜43.8% |
危機管理学部 | 200 | 111.02 | 55.5% |
スポーツ科学部 | 200 | 115.71 | 57.9% |
理工学部 | 300 | 141.4(精密機械工学科)〜187.4(建築学科) | 47.1〜62.5% |
生産工学部 | 300 | 117.00(環境安全工学科)〜154.69(数理情報工学科) | 39.0〜51.6% |
歯学部 | 300 | 181.07 | 60.4% |
生物資源科学部 | 300 | 132.0(森林学科)〜205.7(獣医学科) | 44.0〜68.6% |
薬学部 | 300 | 172.2 | 57.4% |
(出典:日本大学「入学試験状況(一般選抜)」2026年度。主な学部を掲載。芸術学部・工学部・松戸歯学部の合格者最低点も同じPDFで公表)
医学部のN全学統一方式第1期(1次試験・総点550点)は、公式サイト掲載のPDFでは320.7点ですが、日本大学は2026年5月22日付の訂正告知で、冊子「入試インフォメーション」の同じ数値を322.7点に訂正しています。
日本大学の合格最低点は素点?標準化得点とは?
日本大学の合格者最低点は、学部と方式によって「標準化得点」の場合と「素点」の場合があります。2026年度入学試験状況の備考をもとに整理すると、次のとおりです。
区分 | 該当する学部・方式(2026年度) |
|---|---|
全科目を標準化得点で算出 | 法学部(A個別方式第1期・第2期、N全学統一方式)、経済・国際関係・危機管理・スポーツ科・生物資源科・薬の各学部(A個別方式、N全学統一方式)、工学部(A個別方式)、文理・商・理工・生産工・歯の各学部(N全学統一方式)、医学部(N全学統一方式1次試験) |
一部の科目だけ標準化得点 | 文理学部A個別方式(人文系・社会系は国語の選択問題と地理歴史・公民・数学・情報、理学系は理科・情報)、商学部A個別方式(選択科目)、工学部N全学統一方式(理科) |
条件つき | 生産工学部A個別方式第1期(選択科目間の平均点に15点以上の差が生じた場合のみ標準化)、歯学部A個別方式(理科の科目間の平均点に20点以上の差が生じた場合は得点調整) |
素点 | 上記以外(備考では「その他は素点」) |
文理学部A個別方式と生産工学部A個別方式第1期には、実受験者が少ない科目を標準化の対象から除く条件があります。
標準化得点の計算式は、日本大学の入学試験状況や募集要項には記載がありません。標準化得点で判定する学部・方式では、自己採点の素点と合格者最低点を直接比べることはできません。
2026年度一般選抜募集要項によると、A個別方式とN全学統一方式の不合格者には個人成績が開示され、科目別得点は素点、合計得点と合格最低点は判定に使った得点(素点、標準化得点、または得点調整後の得点)で開示されます。
2027年度入試の変更点と日程は?
日本大学の2027年度一般選抜では、AN共通日程方式が新設されます。日本大学の予告(2026年4月1日現在)によると、法学部(第二部を含む)、経済学部、商学部、国際関係学部、危機管理学部、スポーツ科学部の6学部と短期大学部ビジネス教養学科が共同で実施します。
方式 | 2027年度の試験日 | 出願締切 |
|---|---|---|
N全学統一方式 第1期 | 2027年2月1日(月) | 1月22日(金) |
AN共通日程方式 第1期 | 2月3日(水)・4日(木)・5日(金)から選択 | 1月22日(金) |
AN共通日程方式 第2期 | 2月20日(土) | 2月10日(水) |
N全学統一方式 第2期 | 3月4日(木) | 2月25日(木) |
(出典:日本大学公式サイト「一般選抜」「AN共通日程方式」「N全学統一方式」。医学部は別に2次試験あり)
予告では、N全学統一方式で外部の英語資格・検定試験のスコアを外国語の得点として利用できるようになること、A個別方式でも理工学部・生物資源科学部・薬学部で新たにスコアを利用できることも示されています。
2027年度の試験科目一覧によると、AN共通日程方式の第1期は3日間の各試験の得点を中央値補正法で得点調整し、第2期は標準化得点に換算して合否を判定します。AN共通日程方式のページの日程表では、第2期を実施するのは法・経済・商・国際関係の4学部と短期大学部ビジネス教養学科です。2027年度の一般選抜募集要項は2026年10月に公開予定で、本記事の更新時点では未公開です。
合格最低点をどう目標点に活かす?
目標点は、志望学科・方式の「総点に対する割合」に5〜10ポイント上乗せして設定すると余裕を持てます。日本大学の合格者最低点は年度による変動が大きく、理工学部土木工学科のA個別方式は1年で72.7点上がっているためです。上乗せ幅は当サイトの目安で、日本大学が示す基準ではありません。
- 志望学部・方式の合格者最低点が、素点か標準化得点かを確認する
- 全科目が素点の方式(理工学部のA個別方式など)は、過去問の自己採点と合格者最低点を比べる
- 標準化得点の方式は、合格者最低点を「受験者の中での位置」の目安として使い、過去問では7割前後を安定して取ることを目標にする(7割は当サイトの目安)
科目別の対策は日本大学の参考書ルート、学部選びは日本大学の穴場学部、併願を考える場合は日東駒専のレベルと特徴、東洋大学の合格最低点、法政大学の合格最低点もあわせて確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 日本大学の合格最低点は何割くらいですか?
2026年度のA個別方式は、法学部第一部(第1期)が総点の53.0〜60.7%、経済学部(第1期)が51.7〜55.9%、理工学部が57.3〜79.9%でした。法学部と経済学部は標準化得点での値です。
Q2. 日本大学の合格最低点は素点ですか?
学部と方式によって違います。法学部や経済学部は全科目が標準化得点、理工学部のA個別方式は素点です。N全学統一方式は多くの学部で全科目が標準化得点です。
Q3. 日本大学のN方式の合格最低点はどのくらいですか?
2026年度のN全学統一方式第1期は、総点300点のうち法学部第一部が164.0〜181.0点、文理学部が143.0〜175.5点、理工学部が141.4〜187.4点でした。
Q4. 日本大学の共通テスト利用の合格最低点は公表されていますか?
公表されていません。日本大学はC共通テスト利用方式とCA共通テスト併用方式について、合格者の成績を公表していないと明記しています。競争率と総点は公表されています。
Q5. 日本大学に補欠合格はありますか?
2026年度一般選抜募集要項には「補欠」という制度の記載はなく、学部・方式により「追加合格」を出す場合があるとされています。
Q6. 日本大学のAN方式とは何ですか?
AN共通日程方式は、2027年度一般選抜から新設される方式です。法・経済・商・国際関係・危機管理・スポーツ科の6学部などが共同で実施し、第1期は2月3日・4日・5日から試験日を選べます。第2期は一部の学部だけで実施されます。
まとめ|日本大学の合格最低点を攻略する3つのポイント
- 2026年度のA個別方式の合格者最低点は、法学部第一部(第1期)が300点中159.0〜182.0点、経済学部(第1期)が155.12〜167.67点、理工学部が172.0〜239.7点
- 公表値が標準化得点か素点かは学部・方式で違う。C共通テスト利用方式の合格者最低点は公表されていない
- 2027年度はAN共通日程方式が新設される。募集要項で方式と配点を確認し、総点に対する割合に5〜10ポイント上乗せして目標を立てる
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