神奈川大学の2026年度一般入試(前期)3科目型の合格最低点は、大学公式の入試結果によると、満点の56.3〜80.0%です。最も低いのは工学部応用物理学科と情報学部システム数理学科の197点(350点満点)、最も高いのは国際日本学部歴史民俗学科の280点(350点満点)でした。公表されている合格最低点は、素点ではなく得点調整後の点数です。
(2026年10月更新) 本記事は、神奈川大学が公式に公表した2026年度入試結果、2027年度の一般入試・給費生試験の入学試験要項、入学試験制度等の主な変更点をもとに作成しています。入試情報は公開情報/大学公式をもとに作成しています。最新情報は必ず大学公式でご確認ください。

神奈川大学の合格最低点はどこで公表されている?
神奈川大学の合格最低点は、大学公式サイトの「学部入学試験結果」にあるPDF「入試結果[2026年度]」で公表されています。公表済みの最新年度は2026年度入試で、同じPDFに2025年度の合格最低点と倍率も併記されています。
合格最低点が載っているのは、給費生試験、一般入試(前期)、一般入試(後期)などです。大学入学共通テスト利用入試は、志願者数・受験者数・合格者数・倍率が載っていますが、合格最低点は掲載されていません。
2026年度の一般入試(前期)は、次の4方式で行われました。
- 全学統一型:2025年度入試では募集なし
- 3科目型:2025年度入試ではA方式
- 得意科目型:2025年度入試ではB方式
- 共通テスト併用型:2025年度入試ではC方式
神奈川大学が公表している倍率は実質倍率で、一般入試(前期)の数値には追加合格者が含まれています。
神奈川大学 一般入試(前期)の合格最低点は?【2026年度・学部別】
2026年度の一般入試(前期)の合格最低点は、3科目型が満点の56.3〜80.0%、全学統一型が50.7〜76.7%でした。下の表は、学部ごとに最も低い学科と最も高い学科をまとめたものです。満点に対する割合は、公表値をもとに当サイトが計算しました。全学統一型は全学科300点満点です。
学部 | 3科目型 合格最低点/満点(最低〜最高の学科) | 3科目型の割合 | 全学統一型 合格最低点(300点満点) | 全学統一型の割合 |
|---|---|---|---|---|
法学部 | 195/300(自治行政学科)〜202/300(法律学科) | 65.0〜67.3% | 195〜202 | 65.0〜67.3% |
経済学部 | 197/300(経済データ分析学科・理系数学型)〜216/300(経済学科・地歴公民型) | 65.7〜72.0% | 173〜215 | 57.7〜71.7% |
経営学部 | 255/350(国際経営学科) | 72.9% | 219 | 73.0% |
外国語学部 | 203/300(中国語学科)〜255/350(英語英文学科IESプログラム) | 67.7〜72.9% | 195〜218 | 65.0〜72.7% |
国際日本学部 | 267/350(国際文化交流学科)〜280/350(歴史民俗学科) | 76.3〜80.0% | 228〜230 | 76.0〜76.7% |
人間科学部 | 208/300(人間科学科) | 69.3% | 208 | 69.3% |
理学部 | 186/300(理学科生物コース)〜264/350(理学科数学コース) | 62.0〜75.4% | 185〜228 | 61.7〜76.0% |
工学部 | 197/350(応用物理学科)〜239/350(機械工学科) | 56.3〜68.3% | 152〜191 | 50.7〜63.7% |
建築学部 | 198/300(都市生活学系・文系型)〜254/350(建築学系) | 66.0〜72.6% | 200〜218 | 66.7〜72.7% |
化学生命学部 | 204/300(応用化学科)〜221/300(生命機能学科) | 68.0〜73.7% | 187〜191 | 62.3〜63.7% |
情報学部 | 197/350(システム数理学科)〜240/350(計算機科学科) | 56.3〜68.6% | 180〜218 | 60.0〜72.7% |
(出典:神奈川大学「入試結果[2026年度]」)
3科目型は、公表されている34の学科・型のうち30で、2025年度(A方式)より合格最低点が上がりました。法学部法律学科は165点から202点、経済学部経済学科(地歴公民型)は182点から216点です。倍率も法律学科が1.6倍から2.8倍、経済学科(地歴公民型)が2.1倍から4.4倍に上がっています。2025年度の満点は入試結果に載っておらず、経済学部の2学科は2025年度には経済学科の専攻として募集されていたため、点数の比較は参考としてください。
得意科目型は学科によって満点が200点・250点・300点・400点と異なり、2026年度の合格最低点は満点の52.8%(工学部経営工学科・132/250点)から87.0%(外国語学部英語英文学科GECプログラム・348/400点)でした。
神奈川大学 給費生試験の合格最低点は?
神奈川大学が給費生試験で公表している合格最低点は「一般入試免除合格」のもので、2026年度は満点の53.4〜80.0%でした。奨学金が給付される「給費生合格」の合格最低点は公開されていません。
給費生試験の合格には2種類があります。
- 給費生合格:奨学金が給付される合格
- 一般入試免除合格:給費生には採用されなかったが、一般入試合格者と同等以上の学力があると認められ、2月の一般入試を免除して入学できる合格
学部 | 満点 | 2026年度 一般入試免除合格の合格最低点(最低〜最高の学科) | 満点に対する割合 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|
法学部 | 300 | 210(法律学科)〜213(自治行政学科) | 70.0〜71.0% | 2.4〜3.9倍 |
経済学部 | 300・350 | 212/350(経済データ分析学科・理系数学型)〜211/300(現代ビジネス学科) | 60.6〜70.3% | 2.2〜3.2倍 |
経営学部 | 350 | 274(国際経営学科) | 78.3% | 6.7倍 |
外国語学部 | 350 | 230(中国語学科)〜275(英語英文学科IESプログラム・GECプログラム) | 65.7〜78.6% | 2.1〜6.4倍 |
国際日本学部 | 350 | 279(国際文化交流学科・日本文化学科)〜280(歴史民俗学科) | 79.7〜80.0% | 4.5〜7.5倍 |
人間科学部 | 300 | 225(人間科学科) | 75.0% | 4.6倍 |
理学部 | 350・450 | 203/350(理学科化学コース)〜269/350(理学科数学コース) | 58.0〜76.9% | 2.0〜4.2倍 |
工学部 | 350 | 187(経営工学科)〜200(電気電子情報工学科) | 53.4〜57.1% | 1.8〜2.1倍 |
建築学部 | 300・350 | 245/350(都市生活学系・理系型)〜223/300(都市生活学系・文系型) | 70.0〜74.3% | 3.9〜5.1倍 |
化学生命学部 | 450 | 289(応用化学科)〜307(生命機能学科) | 64.2〜68.2% | 2.0〜2.3倍 |
情報学部 | 350 | 187(システム数理学科)〜242(計算機科学科) | 53.4〜69.1% | 2.1〜4.5倍 |
(出典:神奈川大学「入試結果[2026年度]」。倍率は給費生合格と一般入試免除合格の合計で計算された実質倍率)
2026年度の給費生試験は、受験者7,642人に対して給費生合格が265人、一般入試免除合格が2,090人でした。全体の倍率は2025年度の2.4倍から3.2倍に上がっています。
2027年度の給費生試験は、2026年12月20日(日)に全学部・全学科で実施されます。出願期間は2026年11月25日(水)〜12月3日(木)、合格発表は2027年1月11日(月・祝)です。給費生試験は専願ではなく、神奈川大学の他の入試や他大学と併願できます。給費生試験では追加合格は実施されません。
合格最低点は素点と比べられる?得点調整とは?
神奈川大学の合格最低点は得点調整後の点数なので、自己採点の素点とは単純には比べられません。入試結果の注記には、一般入試(前期)の合格最低点について「試験日程間、選択科目間に生じた平均点差を考慮し、得点調整した点数です」と書かれています。
入試区分 | 合格最低点の扱い(2026年度入試結果の注記) |
|---|---|
一般入試(前期) | 試験日程間・選択科目間の平均点差を考慮して得点調整した点数。追加合格者を含む |
一般入試(後期) | 選択科目間の平均点差を考慮して得点調整した点数 |
給費生試験 | 一般入試免除合格者の合格最低点。選択科目間の平均点差を考慮して得点調整した点数 |
大学入学共通テスト利用入試 | 合格最低点の掲載なし |
得点調整の具体的な計算方法は入試結果や入学試験要項に記載がなく、神奈川大学は得点調整に関する問い合わせには応じないとしています。一般入試では、科目ごとの基準点を設けず、受験科目の合計点で方式ごとに選考します。3科目型は全日程の受験者を一括で選考するため、合格最低点は試験日ごとではなく学科(型)ごとに1つです。
2027年度入試の変更点と日程は?
神奈川大学の2027年度一般入試では、前期の共通テスト併用型が廃止され、後期は3科目型が廃止されて2科目型が導入されます。2026年度の共通テスト併用型と後期3科目型の合格最低点は、2027年度入試にはそのまま当てはまりません。
区分 | 2027年度の試験日 | 方式 |
|---|---|---|
前期 | 2027年2月4日(木) | 全学統一型 |
前期 | 2月6日(土) | 3科目型 |
前期 | 2月7日(日) | 3科目型/得意科目型(どちらか1方式) |
前期 | 2月8日(月) | 3科目型 |
後期 | 3月4日(木) | 2科目型 |
(出典:神奈川大学公式サイト「一般入試(2027年度)」。前期の出願期間は1月6日(水)〜1月20日(水)、合格発表は2月18日(木))
公式の「入学試験制度等の主な変更点(2027年度)」では、このほかに次の変更が示されています。
- 法学部の全学科と、情報学部のシステム数理学科・先端情報領域プログラムが、前期の得意科目型の実施対象になる
- 給費生試験・一般入試の一部学科で試験科目が変わる。経済学部は全学科で文系型・理系型を選べるようになる
- 大学入学共通テスト利用入試は、全学部・全学科で3教科型と4教科型を選べるようになる
試験科目が変わる学科では満点も変わる可能性があるため、2027年度の配点は入学試験要項で確認してください。
合格最低点をどう目標点に活かす?
目標点は、志望学科・方式の「満点に対する割合」に5〜10ポイント上乗せして設定すると余裕を持てます。神奈川大学の合格最低点は得点調整後の点数で、2026年度は3科目型の多くの学科で2025年度より上がっているためです。上乗せ幅は当サイトの目安で、神奈川大学が示す基準ではありません。
- 志望学科・方式の満点を確認する(3科目型は300点または350点)
- 12月の給費生試験を受ける場合は、一般入試免除合格の合格最低点を最初の目安にする
- 2月の3科目型は複数日程を併願でき、受験した日程ごとに合否が判定される
- 過去問演習では、志望学科の合格最低点の割合に上乗せした点数を安定して取ることを目指す
併願校を検討する場合は、日東駒専のレベルと特徴、専修大学の合格最低点、東洋大学の合格最低点もあわせて確認してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 神奈川大学の合格最低点は何割くらいですか?
2026年度の一般入試(前期)3科目型は、学科によって満点の56.3〜80.0%でした。法学部は65.0〜67.3%、経済学部は65.7〜72.0%です。得点調整後の点数での値です。
Q2. 神奈川大学の給費生試験の合格最低点は公表されていますか?
給費生合格の合格最低点は公開されていません。公表されているのは一般入試免除合格の合格最低点で、2026年度は満点の53.4〜80.0%でした。
Q3. 神奈川大学の合格最低点は素点ですか?
素点ではありません。入試結果の注記によると、一般入試(前期)は試験日程間や選択科目間の平均点差を考慮して得点調整した点数です。
Q4. 神奈川大学の共通テスト利用の合格最低点はどのくらいですか?
神奈川大学は大学入学共通テスト利用入試の合格最低点を公表していません。入試結果に載っているのは志願者数・受験者数・合格者数・倍率です。
Q5. 神奈川大学に補欠合格はありますか?
2027年度入学試験要項には「補欠」という制度の記載はなく、一般入試(前期)の全学統一型・3科目型・得意科目型で、入学手続者が定める人数に達しない場合に追加合格を発表することがあるとされています。
Q6. 神奈川大学のA方式・B方式・C方式はなくなったのですか?
入試結果の注記によると、2025年度入試のA方式は3科目型、B方式は得意科目型、C方式は共通テスト併用型にあたります。共通テスト併用型は2027年度入試で廃止されます。
まとめ|神奈川大学の合格最低点を攻略する3つのポイント
- 2026年度の一般入試(前期)3科目型の合格最低点は満点の56.3〜80.0%、全学統一型は50.7〜76.7%。いずれも得点調整後の点数
- 給費生試験で公表されているのは一般入試免除合格の合格最低点(満点の53.4〜80.0%)。給費生合格の合格最低点は非公開
- 2027年度は共通テスト併用型と後期3科目型が廃止される。入学試験要項で方式と配点を確認し、満点に対する割合に5〜10ポイント上乗せして目標を立てる
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