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早稲田大学 共通テスト利用【2027年度】学部別の科目・ボーダー・倍率と出願の注意点

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早稲田大学 共通テスト利用【2027年度】学部別の科目・ボーダー・倍率と出願の注意点

早稲田大学の共通テスト利用入試(原則として共通テストの成績だけで合否を判定する入試)は、2027年度は政治経済・法・社会科学・国際教養・人間科学・スポーツ科学の6学部で実施されます。河合塾の予想ボーダーは85〜90%(スポーツ科学部の競技歴方式は75%)で、2026年度の倍率は2.9〜5.1倍でした。

(2026年10月更新)

本記事の入試情報は、早稲田大学の「2027年度 学部入学案内」(大学入学共通テスト利用入試概要・一般選抜概要)、「学部・学科・専修別 志願者数・受験者数・合格者数・補欠者数」(2026年度)「2026年度一般選抜・学部別得点状況」、大学入試センターの「令和9年度大学入学共通テスト実施要項」、河合塾Kei-Netのボーダー(2027年度入試の予想)をもとに作成しています。2027年度の入学試験要項は11月上旬公開予定です。入試情報は公開情報/大学公式をもとに作成しています。最新情報は必ず大学公式でご確認ください。

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早稲田大学の共通テスト利用入試とは?

早稲田大学の共通テスト利用入試は、早稲田大学の試験場で試験を受けず、大学入学共通テストの成績だけで判定する入試です。スポーツ科学部の「共通テスト+競技歴方式」だけは、スポーツ競技歴調査書の点数も合算します。

早稲田大学には、共通テストと早稲田独自の試験を組み合わせる「一般選抜」の方式もあります。文学部・文化構想学部の「共通テスト利用方式」は一般選抜の一方式で、早稲田での英語・国語の試験があります。名前が似ているので、出願前に区別してください。

共通テスト利用入試がある学部と科目は?

2027年度に共通テスト利用入試を実施するのは6学部です。満点・科目数・合格発表日は学部ごとに違います。

学部・方式

募集人員

共通テストの教科・科目

満点

合格発表日

政治経済学部

政治15・経済25・国際政治経済10名

5教科6科目

800

2月15日

法学部

100名

5教科6科目

800

2月11日

社会科学部

30名

5教科6科目

625

2月10日

国際教養学部〈共通テスト+英語4技能テスト利用方式〉

10名

2教科3科目(国語・数学)

400

2月10日

人間科学部

各学科5名

5教科6科目

500

2月15日

スポーツ科学部〈共通テストのみ方式〉

20名

3〜4教科4科目

400

2月16日

スポーツ科学部〈共通テスト+競技歴方式〉

75名

3教科3科目+競技歴調査書

400+150

2月16日

出典:早稲田大学「2027年度 学部入学案内」大学入学共通テスト利用入試概要。

  • 政治経済学部は国語200・数学Ⅰ,数学A 100・数学Ⅱ,数学B,数学C 100・英語200が必須で、選択2科目(各100)を加えます。
  • 国際教養学部は2027年度の新方式で、共通テストの英語は配点に入りません。英検1級・IELTS(Academic)7.0以上などCEFR C1以上の英語スコアが出願の条件です。
  • 「3科目」で受けられるのは、国際教養学部(2教科3科目)とスポーツ科学部の競技歴方式(3教科3科目)だけです。

早稲田の共通テスト利用のボーダーは何割?

河合塾Kei-Netの2027年度入試の予想では、早稲田大学の共通テスト利用入試のボーダー得点率は、法学部・国際教養学部が90%、政治経済学部が89%、社会科学部が88%、人間科学部が85〜87%です。

学部・方式

ボーダー得点率(河合塾の予想)

法学部

90%

国際教養学部

90%

政治経済学部(3学科とも)

89%

社会科学部

88%

人間科学部

人間環境科学87%・人間情報科学86%・健康福祉科学85%

スポーツ科学部

共通テストのみ方式87%・競技歴方式75%

ボーダーは河合塾が合否の可能性を50%と予想するラインで、大学の公表値ではありません。9割前後が必要なため、早稲田大学の共通テスト利用入試は「共通テストで高得点を取れたときの上乗せ」と考え、一般選抜と組み合わせて出願するのが現実的です。

早稲田の共通テスト利用の倍率は?

早稲田大学の2026年度共通テスト利用入試の実質倍率は、スポーツ科学部の競技歴方式2.9倍を除くと4.0〜5.1倍でした。倍率は大学の公表値で、共通テスト利用入試では「志願者数÷合格者数」で計算されています。

学部・学科・方式

志願者数(2026年度)

合格者数

倍率(2026年度)

倍率(2025年度)

政治経済 政治

441

96

4.6

5.5

政治経済 経済

1,754

438

4.0

5.2

政治経済 国際政治経済

449

98

4.6

4.1

法

2,113

523

4.0

5.0

社会科学

2,221

450

4.9

5.0

人間科学 人間環境科学

459

95

4.8

4.4

人間科学 健康福祉科学

269

65

4.1

3.8

人間科学 人間情報科学

550

108

5.1

3.4

スポーツ科学 共通テストのみ

476

108

4.4

5.8

スポーツ科学 競技歴

460

158

2.9

3.0

出典:早稲田大学「学部・学科・専修別 志願者数・受験者数・合格者数・補欠者数」(2026年度・2025年度)。人間科学部の人間情報科学科は3.4倍から5.1倍に上がるなど、年度による変動が大きい学科もあります。

共通テスト利用の合格最低点は公表されている?

早稲田大学は、共通テスト利用入試の合格最低点を公表していません。「2026年度一般選抜・学部別得点状況」に、各学部の共通テスト利用入試は非公開と明記されています。

一方、共通テストを組み合わせる一般選抜の合格最低点は公表されています(2026年度、得点調整後)。

一般選抜の方式

合格最低点/満点(2026年度)

政治経済学部

政治150・経済152・国際政治経済153/200

社会科学部 総合問題型/数学型

179.2/240、164.4/240

国際教養学部

148.3/200

文化構想学部 共通テスト利用方式

143.5/200

文学部 共通テスト利用方式

147.5/200

スポーツ科学部

207.5/300

学部別の最低点の詳しい見方は早稲田大学の合格最低点(学部別)で解説しています。

文学部・教育学部・理系は共通テスト利用で受けられる?

早稲田大学の商学部・教育学部・文化構想学部・文学部と理工3学部(基幹理工・創造理工・先進理工)には、共通テストだけで判定する入試はありません。

学部

共通テストを使う方式

早稲田での試験

文学部・文化構想学部

一般選抜〈共通テスト利用方式〉(共通テスト1科目50点)

英語75点・国語75点

教育学部

一般選抜C方式・D方式(共通テスト90点に換算)

個別試験150点

基幹・創造・先進理工学部

一般選抜で共通テストは使わない

―

文化構想学部・文学部の共通テスト利用方式では、「歴史総合,世界史探究」「歴史総合,日本史探究」は対象外です。理系で共通テストの成績を使いたい場合は、人間科学部・スポーツ科学部の共通テスト利用入試などが候補になります。

学部ごとに違う注意点は?

早稲田大学の共通テスト利用入試の学部共通事項は、英語を使う学部ではリーディング100点・リスニング100点の計200点を各学部の配点に換算すること、国語は古典を含む200点を換算すること、段階表示を使わないことの3点です。それ以外は学部ごとに違います。

項目

学部ごとの違い

外国語の配点

政治経済200(英語)、法200、社会科学125、人間科学100、スポーツ科学(共通テストのみ)100、スポーツ科学(競技歴)200。国際教養は共通テストの英語の配点なし。法・社会科学・人間科学は英語以外の外国語も選べる

地歴・公民と理科

政治経済・人間科学は第1解答科目を使う。法・社会科学は必須科目で第1解答科目、選択科目で第2解答科目を使う。スポーツ科学は使う科目数で扱いが変わるため要項で確認

学科の併願

政治経済学部は学科の併願不可、人間科学部は学科の併願可、スポーツ科学部は方式の併願可

利用できるのは2027年度(令和9年度)の共通テストの成績だけで、指定した科目の成績が提供されなかった場合は判定の対象外になります。

出願から合格発表までのスケジュールは?

早稲田大学の2027年度共通テスト利用入試の出願期間は、2027年1月6日〜1月19日(締切日消印有効)で、共通テスト本番の前後にまたがります。

時期

内容

2026年10月2日

共通テスト本体の出願締切(締切済み)

2027年1月6日〜19日

早稲田大学への出願(共通テスト利用入試・一般選抜とも)

2027年1月16日・17日

共通テスト本試験

2027年2月2日以降

大学入試センターから大学へ成績提供

2027年2月10日〜16日

合格発表(社会科学・国際教養2/10、法2/11、政治経済・人間科学2/15、スポーツ科学2/16)

出願締切の1月19日は共通テストの直後です。自己採点の結果を見てから出願を最終判断する場合は、共通テスト 自己採点のやり方も確認してください。

2027年度・2028年度の変更点は?

早稲田大学の共通テスト利用入試に関わる主な変更点は、2027年度の国際教養学部の新方式と、2028年度の政治経済学部の6教科7科目化です。

  • 2027年度:国際教養学部〈共通テスト+英語4技能テスト利用方式〉を新設(10名)。一般選抜は175名から170名に変更
  • 2027年度:政治経済学部の一般選抜で、共通テストの外国語が英語のみになる
  • 2027年度:教育学部C方式の数学科で第1段階選抜を行う条件が、志願者数が募集人員の約8倍から約12倍に達した場合に変更
  • 2028年度:政治経済学部の共通テスト利用入試が6教科7科目・900点になり、情報Ⅰを含む全教科が必須
  • 2028年度:国際教養学部の共通テスト利用入試の出願要件で、GTEC CBTが使えなくなる

よくある質問(FAQ)

Q1. 早稲田の共通テスト利用は何割で受かりますか?

河合塾の2027年度予想ボーダーは、法学部・国際教養学部90%、政治経済学部89%、社会科学部88%、人間科学部85〜87%です。予想値なので、9割前後を目標にしつつ一般選抜も併願するのが安全です。

Q2. 早稲田の共通テスト利用の合格最低点は何点ですか?

早稲田大学は共通テスト利用入試の合格最低点を非公開としています。公表されているのは、政治経済学部の一般選抜(150〜153点/200点)など、共通テストを組み合わせる一般選抜の最低点です。

Q3. 早稲田の社会学部は共通テスト利用で受けられますか?

早稲田大学に「社会学部」はなく、共通テスト利用入試があるのは社会科学部です。2027年度は募集人員30名・625点満点で、2026年度の倍率は4.9倍でした。

Q4. 早稲田の文学部や教育学部は共通テスト利用で受けられますか?

共通テストだけで判定する入試はありません。文学部は一般選抜〈共通テスト利用方式〉、教育学部は一般選抜C方式・D方式で、どちらも早稲田での試験が必要です。

Q5. 早稲田の共通テスト利用は3科目で受けられますか?

3科目で受けられるのは、国際教養学部〈共通テスト+英語4技能テスト利用方式〉(国語・数学の2教科3科目、CEFR C1以上が出願条件)と、スポーツ科学部の競技歴方式です。ほかの学部は4科目以上が必要です。

Q6. 早稲田の共通テスト利用の合格発表はいつですか?

2027年度は社会科学部・国際教養学部が2月10日、法学部が2月11日、政治経済学部・人間科学部が2月15日、スポーツ科学部が2月16日です。

まとめ|早稲田大学の共通テスト利用3つのポイント

  • 共通テストだけで判定するのは6学部(政治経済・法・社会科学・国際教養・人間科学・スポーツ科学)。文学部・教育学部・理工系にはない
  • 予想ボーダーは85〜90%と高く、合格最低点は非公開。一般選抜と組み合わせて出願する
  • 出願は2027年1月6日〜19日。英語の配点や科目の扱いは学部ごとに違うので、11月上旬公開の要項で確認する

MARCHの共通テスト利用の目安はMARCH共通テスト利用は何割で受かる?、併願の組み方は併願校の決め方で解説しています。

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