共通テスト「情報Ⅰ」の対策は、①教科書・講義系でインプット → ②プログラミング(擬似言語)と単元演習 → ③試作問題・過去問 → ④実戦問題集(黒本・青本・緑本)の順で進めるのが王道です。プログラミングはPythonなど特定の言語そのものではなく、「共通テスト用プログラム表記(擬似言語)」で出題される点に注意が必要です。この記事では、ゼロから高得点を狙う情報Ⅰの参考書ルートと勉強法を解説します。
(2026年8月更新)
※参考書の年度版・価格は改訂されます。最新情報は各出版社の公式ページでご確認ください。共通テストの制度・配点の扱いは大学によって異なるため、志望校の募集要項も必ず確認してください。

共通テスト「情報Ⅰ」とはどんな科目?
情報Ⅰは、2025年1月の共通テストから新設された科目です。まず基本を押さえましょう。
- 試験時間60分・100点満点。大問4問で全問必答(選択問題なし)
- 新設に伴い、共通テストの満点は従来の900点→1000点に変更
- 国公立大学は原則として情報Ⅰを課す方針(約8割が6教科8科目型)ですが、初年度は点数化しない大学があるなど、配点・扱いは大学で異なります。志望校の扱いを必ず確認しましょう
- 出題分野:プログラミング、情報通信ネットワーク、データの活用、情報社会と問題解決 など
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情報Ⅰの参考書ルートは?【4ステップ】
情報Ⅰは教科書内容がベースです。基礎を固め、段階的に演習を積むのが高得点への近道です。
STEP1|インプット(講義系で全分野を通読)
- 教科書:『高等学校 情報Ⅰ』(実教出版・数研出版など、学校で採用されているもの)— 最も信頼できる情報源
- 参考書:『きめる!共通テスト 情報Ⅰ』(学研) — 教科書内容を共通テスト向けに再構成。独学でも進めやすい
- 使い方:まず全分野を通読し、用語・概念を「なぜそうなるか」まで理解します。
STEP2|プログラミング(擬似言語)と単元演習
- ⚠️ 共通テストのプログラミングは、「共通テスト用プログラム表記」という日本語ベースの擬似言語で出題されます。特定の言語(Python等)そのものではなく、旧「情報関係基礎」のDNCLとも別物です。配列・反復・関数の擬似言語読解に慣れることが重要です
- 参考書例:『藤原進之介の入試まで使える情報Ⅰ』などの一問一答・単元別演習
- データの活用(統計・相関・散布図・シミュレーション)、n進法・情報量(bit)の計算分野は、単元集中で対策します
- ※Progateなどでプログラミングの概念(変数・条件分岐・繰り返し)に触れておくと理解が早まりますが、本番は擬似言語である点を忘れずに
STEP3|試作問題・過去問で形式に慣れる
- 大学入試センターが公表する試作問題+本試験(2025・2026年)を活用(無料で入手可)
- 独特の「読ませる」出題形式に慣れ、60分の時間配分を体に入れます
STEP4|実戦問題集で仕上げる
以下から1〜2冊を選び、時間を計って複数回演習します。
- 『共通テスト総合問題集 情報Ⅰ』(河合出版・通称「黒本」)
- 『共通テスト実戦問題集 情報Ⅰ』(駿台文庫・通称「青本」)
- 『短期攻略 大学入学共通テスト 情報Ⅰ』(駿台文庫)
- 『共通テスト実戦模試 情報Ⅰ』(Z会・通称「緑本」)
(問題集の詳しい比較は「共通テスト 情報Ⅰ 問題集おすすめ10選」もあわせてご覧ください)
情報Ⅰでつまずきやすい単元は?
- プログラミング(擬似言語の読解):共通テスト用プログラム表記に慣れていないと、内容が分かっていても読めない
- データの活用:標本調査、相関・散布図、統計量、シミュレーションなど、計算+読解の複合問題
- n進法・情報量:2進法・16進法の変換、情報量(bit・byte)の計算
これらは早めに単元集中で対策しておくと安定します。
よくある質問(FAQ)
Q. 情報Ⅰの対策はいつから始めるべき?
高3の夏〜秋に教科書・講義系でインプットし、秋〜直前に試作問題・実戦問題集で演習するのが一つの目安です。他科目と両立するため、早めに基礎を固めておくと安心です。
Q. 共通テストの情報Ⅰはプログラミング言語(Python)で出る?
いいえ。共通テスト用の「プログラム表記(擬似言語)」で出題されます。Python学習は概念理解に役立ちますが、本番は擬似言語なので、その読解に慣れる練習が必要です。
Q. 情報Ⅰのおすすめ参考書は?
インプットは『きめる!共通テスト 情報Ⅰ』、演習は黒本(河合)・青本(駿台)・緑本(Z会)などの実戦問題集と、センターの試作問題の組み合わせがおすすめです。
Q. 情報Ⅰは全大学で合否に使われる?
国公立大は原則必須ですが、配点や扱いは大学で異なり、初年度は点数化しない大学もありました。志望校が情報Ⅰをどう扱うかは、必ず募集要項で確認してください。
まとめ|情報Ⅰ参考書ルート3つのポイント
- ① 順番が大事:教科書・『きめる!』でインプット → 単元演習 → 試作問題 → 実戦問題集(黒本/青本/緑本)
- ② 本番は擬似言語:プログラミングは「共通テスト用プログラム表記」。Pythonそのものではない
- ③ 志望校の扱いを確認:情報Ⅰの配点・点数化は大学で異なる
情報Ⅰは新科目で不安になりがちですが、正しいルートで進めれば十分高得点を狙えます。まずは基礎のインプットから始めましょう。
※参考書の最新の年度版・価格、各大学の情報Ⅰの扱いは、各出版社・大学公式で必ずご確認ください。
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