2025年度入試から共通テストに導入される新科目「情報I」。その中でも多くの受験生が不安に感じているのが「プログラミング」分野ではないでしょうか。
👉 実際に逆転合格した先輩の合格体験記を読むと、勉強法や参考書の使い方がより具体的にイメージできます。
「プログラミングなんてやったことないから何をすればいいか分からない」 「どの参考書を選べばいいの?」 「そもそも、どんな問題が出るの?」
もしあなたがこのように感じているなら、安心してください。この記事では、プログラミング未経験者でも共通テスト「情報I」で高得点を狙えるように、プログラミング対策に必須の参考書と効果的な勉強法を徹底解説します。
この記事を読めば、あなたは以下のことが分かります。
- 共通テスト「情報I」プログラミング分野の出題傾向と重要性
- 初心者でも効率よく学習できる参考書の選び方
- 共通テスト対策に最適な厳選参考書7選
- プログラミングで確実に点数を取るための具体的な勉強ステップ
情報Iのプログラミング分野は、適切な対策をすれば必ず得点源にできます。この記事を最後まで読んで、共通テスト突破への第一歩を踏み出しましょう。
情報Iプログラミング対策で最も重要なポイント
情報Iのプログラミング分野で高得点を取るために、まず以下の3つの重要ポイントを理解しておきましょう。
- 共通テストの出題形式「DNCL」に特化した学習が必須
- 基礎概念の理解から実践演習まで段階的に学習を進める
- 参考書だけでなく、実際に手を動かす演習を重視する
これらのポイントを押さえることで、効率的かつ確実にプログラミングの力を身につけることができます。
共通テスト「情報I」プログラミング分野の基本と特徴
「情報I」は、コンピュータや情報社会に関する基礎的な知識と思考力を問う科目です。その中でもプログラミング分野は、論理的思考力や問題解決能力が問われる重要なパートであり、共通テスト全体の約3割(30点程度)を占めるとされています。
共通テストで出題される「DNCL」とは?
共通テスト「情報I」のプログラミング分野では、特定のプログラミング言語ではなく、「大学入学共通テスト手順記述標準言語(DNCL:Description of Notation for Common test Language)」という擬似言語が出題されます。
DNCLは、Pythonなどの現代的なプログラミング言語に似た記述形式を持つため、Pythonの基本的な知識があれば理解しやすいでしょう。しかし、あくまで共通テスト用に最適化された「擬似言語」であるため、一般的なプログラミング言語の深い知識は不要です。
重要なのは、DNCLの記述規則と、それが表すアルゴリズム(問題解決の手順)を正確に理解し、読解・記述できる能力です。
プログラミング未経験者でも大丈夫?
「プログラミング経験がないから不安…」と感じる必要はありません。DNCLは特定の言語知識を前提としないため、基礎から段階的に学習すれば十分に理解できます。
大切なのは、以下の点を意識して学習を進めることです。
- 基本的な考え方(変数、条件分岐、繰り返しなど)を理解する
- DNCLの記法に慣れる
- 与えられた手順(アルゴリズム)がどのように動作するかをシミュレーションする
- 簡単なアルゴリズムを自分で記述してみる
焦らず、一歩ずつ進めていけば、必ずプログラミングの楽しさと得点源にできる手応えを感じられるはずです。
情報Iプログラミング参考書の選び方5つのポイント
数ある参考書の中から、自分に合った一冊を見つけるために、以下の5つのポイントを参考に選びましょう。
- DNCL(擬似言語)に対応しているか
- 解説の丁寧さ(初心者向けか)
- 問題演習の豊富さ
- 最新の共通テスト情報に対応しているか
- 図やイラストの分かりやすさ
1. DNCL(擬似言語)に対応しているか
これが最も重要なポイントです。市販のプログラミング入門書の中には、PythonやJavaScriptなど特定の言語を前提としているものも多いですが、共通テスト対策にはDNCLの解説が充実しているものを選びましょう。
擬似言語の記法やアルゴリズムの読み解き方に特化した参考書が理想です。
2. 解説の丁寧さ(初心者向けか)
プログラミング未経験者の場合、専門用語や概念の解説が丁寧で、かみ砕いて説明されている参考書を選びましょう。
- 専門用語には適切な解説があるか
- 具体例が豊富に示されているか
- 独学でも理解しやすい構成になっているか
といった点をチェックしてください。
3. 問題演習の豊富さ
知識をインプットするだけでなく、アウトプットする場が非常に重要です。
- 基本的なアルゴリズムを理解するための練習問題
- 共通テスト形式に準じた実践的な問題
が豊富に掲載されている参考書を選び、実際に手を動かして問題を解くことで理解を深めましょう。
4. 最新の共通テスト情報に対応しているか
「情報I」は新科目であるため、最新の共通テスト試行調査や共通テストの傾向分析に基づいた内容であることが望ましいです。特に、2025年度からの新課程に対応しているかを確認しましょう。
5. 図やイラストの分かりやすさ
プログラミングの概念やアルゴリズムの動きは、文章だけでは理解しにくいことがあります。
- 複雑な概念を図やイラストで視覚的に説明しているか
- プログラムの実行の流れがフローチャートなどで示されているか
といった点も参考書選びの重要な要素です。
厳選!情報Iプログラミング対策におすすめの参考書7選
ここでは、上記の選び方に基づき、プログラミング初心者から高得点を目指す受験生まで、幅広く役立つ参考書を厳選してご紹介します。
基礎固め・概念理解におすすめの参考書
1. 共通テスト情報Iプログラミングのツボ(数研出版)
- 特徴: 数研出版から出版されており、高校の教科書内容に準拠しつつ、共通テストのプログラミング分野に特化した内容です。DNCLの基本からアルゴリズムの考え方までを丁寧に解説しており、図やイラストが豊富で視覚的に理解しやすいのが特徴です。
- おすすめポイント:
- DNCLの基本的な文法やアルゴリズムを基礎から学べる
- 共通テスト試行調査の問題を分析し、実践的な演習問題が充実
- 高校の授業内容の復習や、予備知識の定着に最適
- こんな人におすすめ:
- プログラミング未経験で、基礎からしっかり学びたい人
- 共通テスト「情報I」のプログラミング分野の全体像を掴みたい人
- 学校の授業の補助教材を探している人
2. サクッとわかる共通テスト情報I (KADOKAWA)
- 特徴: 「情報I」の全分野をカバーしつつ、プログラミング分野の解説も充実しています。各トピックがコンパクトにまとまっており、短期間で全体像を把握したい人に適しています。要点の整理がしやすく、入門書として最適です。
- おすすめポイント:
- 情報Iの全分野を網羅しているため、プログラミング以外の分野も確認できる
- 各章末に共通テスト形式の確認問題があり、インプットとアウトプットを並行できる
- 図や表が多く、視覚的に分かりやすい解説
- こんな人におすすめ:
- 情報Iの全範囲をバランスよく学習したい人
- 短期間で共通テスト「情報I」の基礎を固めたい人
- 分厚い参考書が苦手な人
3. 高校情報Iをひとつひとつわかりやすく。(学研プラス)
- 特徴: シリーズ名の通り、「ひとつひとつ」丁寧に解説されているのが魅力です。プログラミングの概念を、具体的な例え話や身近な事柄に結びつけて説明してくれるため、全くの初心者でもつまずきにくい工夫がされています。DNCLの基礎も丁寧に解説されています。
- おすすめポイント:
- プログラミングの専門用語を平易な言葉で解説
- 豊富な練習問題と丁寧な解説で着実にステップアップできる
- 「DNCL」の基本構造とアルゴリズムを基礎から理解できる
- こんな人におすすめ:
- プログラミングに対する苦手意識が強い、完全な初心者
- じっくりと時間をかけて基礎を固めたい人
- 分かりやすい解説で、確実な理解を求める人
実践演習・問題集におすすめの参考書
4. 共通テスト情報I集中講義 (技術評論社)
- 特徴: 共通テスト「情報I」の出題形式や傾向を徹底的に分析し、実践的な解法を解説してくれる問題集です。特にプログラミング分野においては、DNCLを使った問題の読解から解答までのアプローチが詳しく説明されています。
- おすすめポイント:
- 共通テスト試行調査や予想問題を豊富に掲載
- プログラミング問題の解法テクニックや着眼点を学べる
- 解説が非常に丁寧で、間違えた問題からもしっかり学べる
- こんな人におすすめ:
- 共通テスト形式の問題演習を積みたい人
- プログラミング問題の具体的な解き方を知りたい人
- 応用力を養い、高得点を目指したい人
5. 情報Iの点数が面白いほどとれる本 (KADOKAWA)
- 特徴: 「面白いほど」シリーズは、その名の通り、分かりやすさに定評があります。情報Iの重要事項を効率的に学べるよう構成されており、プログラミング分野についても、つまずきやすいポイントを丁寧に解説し、実践的な問題を通して理解を深めます。
- おすすめポイント:
- 情報Iの重要ポイントを効率的に学習できる
- プログラミングの概念を具体的な例で解説し、理解を促す
- 各章末に共通テスト形式の確認問題があり、実践力が養える
- こんな人におすすめ:
- 情報Iの全範囲を効率よくマスターしたい人
- 楽しみながらプログラミングの学習を進めたい人
- 共通テスト対策を本格的に始めたい人
6. ハッと目覚める情報I(Z会)
- 特徴: 共通テスト「情報I」の対策に特化した、Z会ならではの良質な問題と解説が魅力です。プログラミング分野においては、思考力を問う問題が多く、深い理解と応用力が求められるため、演習を通して実践的な問題解決能力を養うことができます。
- おすすめポイント:
- Z会監修による質の高い共通テスト予想問題
- 思考力を養う良問が豊富に収録されている
- プログラミングの応用的な解法や、思考プロセスを学べる
- こんな人におすすめ:
- 共通テスト「情報I」で高得点を目指す人
- 難しい問題にも挑戦し、思考力を鍛えたい人
- 質の高い問題で実力を測りたい人
プラスαの演習・思考力養成におすすめの参考書
7. 共通テスト過去問レビュー 情報I(河合塾)
- 特徴: 2025年度から新設されるため過去問はまだ少ないですが、共通テスト試行調査やこれまでのセンター試験「情報関係基礎」の問題、そして予備校が作成したオリジナル予想問題などを収録している場合があります。情報Iの過去問演習に特化しており、出題形式や時間配分を体感するために不可欠です。
- おすすめポイント:
- 共通テスト試行調査や類題を通して出題形式に慣れる
- 実践的な演習を通して、時間配分や解答戦略を練る
- 徹底した解説で、間違えた問題の弱点克服ができる
- こんな人におすすめ:
- 共通テスト「情報I」の総仕上げをしたい人
- 実戦演習を通して、本番の感覚を掴みたい人
- 自分の実力を最終確認したい人
情報Iプログラミングの効果的な勉強法
参考書を選んだら、次に重要なのは効果的な勉強法です。以下のステップで学習を進めることで、効率的にプログラミングの力を身につけることができます。
ステップ1: 基礎用語と概念の理解(2〜3週間)
まずは、プログラミングの「言葉」と「考え方」を理解することから始めましょう。
- おすすめ参考書: 「共通テスト情報Iプログラミングのツボ」や「高校情報Iをひとつひとつわかりやすく。」
- 学習内容:
- コンピュータの基本的な仕組み(入力、処理、出力)
- アルゴリズムとは何か
- 変数、定数、データ型
- 条件分岐(if文)
- 繰り返し(for文、while文)
- 関数
- ポイント: 焦って先に進まず、各用語の意味や概念をしっかり理解することが重要です。図やイラストを積極的に活用し、視覚的に覚えることを意識しましょう。
ステップ2: DNCLの文法と基本的な動きの習得(3〜4週間)
基礎概念を理解したら、いよいよDNCLの具体的な記述方法と、それがどう動くのかを学びます。
- おすすめ参考書: ステップ1と同じ基礎固め向け参考書に加え、「サクッとわかる共通テスト情報I」
- 学習内容:
- DNCLの基本的な命令文、構文の読み方
- 提示されたDNCLプログラムがどのような結果を出すかシミュレーション
- 簡単なDNCLプログラムを自分で記述する練習
- ポイント: 参考書の例題をただ読むだけでなく、実際にノートに書き出したり、頭の中でプログラムの実行を追ったりして、「手を動かす」意識を持ちましょう。簡単なプログラムであれば、自分でゼロから書いてみるのも非常に有効です。
ステップ3: 演習問題で実践力養成(4〜6週間)
基礎が固まったら、いよいよ共通テスト形式の演習問題に取り組み、実践力を養います。
- おすすめ参考書: 「共通テスト情報I集中講義」「情報Iの点数が面白いほどとれる本」「ハッと目覚める情報I」
- 学習内容:
- 共通テスト試行調査や予想問題のプログラミング分野に挑戦
- 与えられたアルゴリズムの穴埋め問題、誤りを見つける問題
- 複雑なデータ構造(配列など)を扱う問題
- ポイント:
- 時間を意識して解く: 本番を想定し、時間を計って取り組む練習をしましょう。
- 解説を徹底的に読み込む: 間違えた問題はもちろん、正解した問題も解説を読み、より効率的な解法や深い理解を追求しましょう。
- なぜ間違えたのかを分析する: 論理の飛躍があったのか、DNCLの記法を誤解していたのかなど、ミスの原因を明確にし、同じ間違いを繰り返さないように対策を立てましょう。
ステップ4: 過去問・模試で総仕上げ(共通テスト直前2ヶ月)
共通テスト直前になったら、総合的な演習で最終調整を行います。
- おすすめ参考書: 「共通テスト過去問レビュー 情報I」
- 学習内容:
- 共通テスト試行調査や模擬試験のプログラミング分野を解く
- 全体の時間配分を意識した演習
- ポイント:
- 本番環境を意識: 鉛筆や消しゴム、机の配置など、本番と同じような環境で問題に取り組みましょう。
- 苦手分野の最終確認: 模試や演習で間違えた問題は、改めて基礎参考書に戻って確認し、完璧にしておきましょう。
- 休憩を挟みながら: 長時間の演習になるので、適度に休憩を挟んで集中力を保ちましょう。
Q&A|情報Iプログラミング対策に関するよくある質問
Q: プログラミング経験がないと「情報I」は難しいですか?
A: いいえ、プログラミング経験がなくても「情報I」は十分に攻略可能です。共通テストで出題される「DNCL」は特定の言語の深い知識を問うものではなく、プログラミングの基本的な考え方(論理的思考力、問題解決能力)を評価します。基礎から段階的に学習すれば、むしろ初心者の方が変な癖がなく、スムーズに理解できることもあります。
Q: 「情報I」のプログラミング対策はいつから始めるべきですか?
A: 大学受験の準備を始める高校2年生の冬休み頃から、遅くとも高校3年生の春には着手することをおすすめします。プログラミングは一度に詰め込むのではなく、継続して手を動かしながら慣れていくことが重要です。早期に基礎を固め、十分な演習時間を確保することで、共通テスト本番までに安定した得点力を身につけられます。
Q: 共通テスト「情報I」で、PythonやC言語の学習は必要ですか?
A: 共通テスト「情報I」のプログラミング分野では、特定のプログラミング言語ではなく、擬似言語「DNCL」が出題されるため、PythonやC言語などの学習は必須ではありません。ただし、PythonはDNCLと記法が似ているため、もし余裕があればPythonの入門書などで基本的な構文に触れてみるのは、DNCLの理解を助ける上で有効な場合があります。
Q: 参考書以外にプログラミングを学ぶ方法はありますか?
A: はい、オンラインの無料学習サイトやYouTubeの解説動画も有効です。例えば、文部科学省の「高等学校情報科『情報Ⅰ』教員研修用教材」には、DNCLの解説や演習問題が豊富にあります。また、Pythonなどの具体的な言語であれば、Progateやpaizaラーニングといった学習サービスで、実際にコードを書きながら学ぶこともできます。ただし、共通テスト対策に特化しているかを確認し、メインは参考書に据えるのが良いでしょう。
まとめ
共通テスト「情報I」のプログラミング分野は、新設科目ゆえに不安を感じる受験生が多いかもしれませんが、適切な参考書を選び、効果的な勉強法を実践すれば、必ず得点源にすることができます。
今回の記事の要点をまとめます。
- 共通テストのプログラミング分野では「DNCL」という擬似言語が出題される。
- プログラミング未経験でも、基礎から段階的に学べば十分に攻略可能。
- 参考書選びは「DNCL対応」「解説の丁寧さ」「問題演習の豊富さ」が重要。
- 厳選した7冊の参考書を参考に、自分に合った一冊を見つけよう。
- 勉強は「基礎理解」→「DNCL習得」→「演習」→「過去問・模試」のステップで進める。
情報Iのプログラミングは、単に知識を暗記するだけでなく、論理的思考力や問題解決能力を養うことができる、非常に魅力的な分野です。ぜひこの記事を参考に、自信を持って学習を進めてください。
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