上智大学
神学部
学部の概要
カトリック神学を中心に、聖書学・教義学・宗教史・倫理・実践神学を横断的に学ぶ日本有数の学部。司祭・修道者志望だけでなく、教育・国際協力・出版など多彩な進路に対応。
出題傾向と対策
【学部学科適性試験(神学)】75分・配点100。出題は「キリスト教と聖書の基礎に関する理解力と思考力」をみる総合問題。形式は年度で揺れがあり、2023年度は大問3、2024年度は大問1、2025年度は大問2。空所補充・語句選択などマーク中心に、内容説明(100〜200字)や意見論述(~500字)を組み合わせる。論述総字数は23年600字→24年300字→25年700字と変動。テーマ例:第二バチカン公会議「教会憲章」、ユダヤ社会とイエスの行動、神への愛と隣人愛、エコロジカルな回心ほか。【対策】①空所補充は基礎用語(人物・公会議・聖書語句)を即答できる精度に。②内容説明は「要点2–3点+根拠」を短文で素早く。③意見論述は〈結論→根拠→具体例〉で一貫性を重視し、段落目安ごとに字数管理。④当日の時間配分は「マーク系で確実に得点→短文説明→長文論述」の順で回す。試験時間は75分なので、論述に最低25分は残す想定で過去問演習を。 【出題内訳(最近の具体例イメージ)】空所補充10〜12問+内容説明(100〜200字)+意見論述(~500字)などの組合せ。年度により一部記述式を含む。 【共通テスト(神学部の併用部)】英語60・国語40・地歴/公民40の計140点を利用。英語はR100:L100(200点満点を校内換算)、国語は古文・漢文を含む。 【共通テスト×校内試験の総合判定】共通テスト(任意提出の外部英語検定の加点を含む)と学部学科適性試験の結果、出願書類を総合評価。第1次合格者に面接(第2次)を実施。 【直近の頻出テーマから逆算する学習ポイント】 ・教義・公会議:第二バチカン公会議「教会憲章」等のキーワードを定義+背景込みで説明できるよう整理。 ・聖書理解:古代人の人間観・世界観、イエスの行動など、本文主張→根拠箇所を対応づけて要約練習。 ・現代的論点:エコロジカルな回心など時事と信仰の接点を、自分の言葉で論証できるように短時間要約→ミニ論述(150〜200字)→本論述(400〜500字)の階段練習。 【過去問の使い方(目安)】75分想定で「空所補充20分→内容説明25分→意見論述30分」を基本型に、年度の設問数に応じて微調整。年度差(大問数・字数)の揺れに慣れるため、直近3年を回しながら配点の重い論述に時間を残す練習を。
推奨教材
『大学入試 ぐんぐん読める英語長文〔ADVANCED〕』(教学社)— 神学系長文で頻出する抽象概念の把握に最適。 『実力をつける世界史100題』(Z会)— 宗教改革・公会議など神学部で狙われやすいテーマを網羅。
英語
大学入試 ぐんぐん読める英語長文〔ADVANCED〕
世界史
実力をつける世界史100題
おすすめの併願校
立教大学 神学部 同志社大学 神学部 関西学院大学 神学部 東京基督教大学 神学部 上智大学 文学部 哲学科(同一キャンパスで思想系が近い) 理由:いずれもキリスト教系で科目・難度が近く、神学的テーマへの適性を測りやすい。本命との日程分散も図れる。

